工期的に、スケジュール的に
いろいろあったのかもしれない。
すでに内装ボードが仕上がって、
配線器具や避難口誘導灯なども仕上がって、
そんな中で蒸気配管が伸ばされているところだ。
支持金物が、先に取り付いている。
勾配とか微妙に合わせなくちゃならないから
結構大変な作業である。
工場的な部屋? のため
蒸気配管は露出であるようだ。
まあそもそも、イマドキ一般的な建物で
蒸気設備が出てくることはあまり無いだろう。
冷温水や給排水管とは異なる施工になるわけだけれど
そんなノウハウも失われつつあるんだろうなぁ。
施工者も、設計者も、
どんどん限られてくるんだろうなぁ。
時代とともに。
(「配管が伸ばされていく」おわり)