2022年11月29日

何も無いよりも

洗面器、というよりも洗面コーナーの細工について。



カウンターはめ込みだったり、ベッセル形だったり、
とにかく壁掛形以外の洗面器を設ける場合には
カウンターが造られる。



問題は、その下である。



カウンター。以上。


ということで、下部はそのまま露出とするか。

配管類がそのままだから、
メンテもしやすいし
異常があったらすぐに分かる。



その代わり「見た目」については
「ありのまま」を晒すことになる。


別に、醜くなんか、ないんだけどね。



じゃあ隠そ、っていうんで
前面に幕板を造ってしまうとすると、
見た目はスッキリするけれども
配管類が隠されてしまうから
何かいじる場合にはすこぶる不便である。


と言ってもね、
「何か」いじるなんて、
滅多に無いことなんだけどね。



「点検」するにも、ケンドン式にしてあったとしても
ひと手間余計にかかることは確かである。



うっかり、大判の板でケンドンを造ってしまうと
一度外したあとにキレイにはめ直す際に
少々苦労を強いられることにもなる。



じゃあ、完全に隠すでもなく、
かといってそのまんま全露出でもなく、
そういう造りにすればいいじゃん。



そんな閃きや意図があったのか無かったのか、
こんな洗面コーナーに出逢った。



22112901.JPG



完全に好みの問題でしかないのだろうけれど、
このくらいがイイなぁ。


観察、もとい、点検するには支障がないし、
何かイジるなら、手前の板を
たぶん外せるようになっているはずだ。

でもボードで囲ってある感も出ていて
無粋感はかなり減じているように思う。


完全に、好みの問題でしかないのであるが。



どうでしょ?

皆さまは、どんなのがお好みであろうか?
(「何も無いよりも」おわり)
posted by けろ at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする