各種運動などができる、体育室。
そんなところを、ちょっと覗いてみる。
オリンピックの種目にもなった、ボルダリング。
いや、競技名は「スポーツクライミング」か。
「クライミング」と「ボルダリング」の違い、なんてことは
2021年に開かれた2020オリンピック前にさんざん説明があった
……はずなんだけれども、結局その場限りですぐ忘れてしまう。
それほど興味関心が無いからか?
いや、面白そうではあるんだけれど、
運動系は基本的に自分でやるのは苦手だからさ。
上手い人がスーパープレイをするのを見るのは
楽しいんだけど。
閑話休題。
こんな施設も内包する、
それほど大きくない体育室だ。
大空間というほどではないけれど、
一般室に比べると大きな空間。
天井も高いし。
ちょっとしたビルのエントランスホールくらいの空間なら
吹出はやっぱり、ノズルなんだろう。
脇のスリットは、対応する吸込口かな。
そっちの壁の向こうに、機械室があるんだね、たぶん。
空間としては、こんなもの。
体育「館」と言っちゃうには、少々こぢんまりしているでしょ?
でも、ほどよい空間なんだね。
梁に囲われた天井面それぞれに、感知器。
イマドキは、水銀灯なんかも使うまいて。
LED、便利便利。
間にネットを張って、
仕切って使うこともできる。
本格的じゃなくても、いろんな競技を並行してできる。
そんな場所なのだ。
壁についている設備モノには、
保護ガードが取り付けられている。
バスケットボールの激突には
耐えられなくちゃならないから。
もっとも、高い位置にある換気扇までは
届かんだろうという観測であるようだ。
でもブラケットのスピーカーは、
守ってあげなくちゃね。
このご時世だ。
この類のアンテナだって必要だ。
情報コンセントごと、がっちりガードするのである。
そういえば、ところどころの壁にあるコンセントには
キャップが取り付けてある。
お子さんとかが、不用意に何かを突っ込まないように、かな?
そうそう、そういえば。
ここのコンセントは、ずいぶん高い位置についている気がする。
床面から400mmくらいについている感じ。
この体育室に限らず、施設全体がそんな感じだから、
何らかの明確な意図があって揃えているんだろう。
いやいや、イマドキはこれが普通なのかな。
「FL+200」っていう感覚は
かなり古いのかもしれないな。
(「体育室のせつび」おわり)