2022年10月26日

夕張市のマンホール蓋

小口径の蓋である。



「バリバリゆうばり」と書かれている。


22102601.JPG


さまざまな施設を作って全国に宣伝していた頃の
キャッチフレーズである。



バブルの頃、じゃんじゃん資金をつぎ込んだ挙げ句
市債残高がとんでもないことになって財政破綻した。

市税収入の65倍もの負債 を背負い、
自力での再生は困難となった。


国や東京都などの支援を受けて、
ものすごく大胆に聖域無くあらゆる歳出をカットして
財政再生団体 として歩みを続けている。



そういう時代だったんだなぁ、
ということなのだ。



炭鉱の閉山とともに、
産業は無くなり、人は減り、
高齢化が進み、今に至る。



でも、それで諦めたわけではなくて
現状を認めた上で、出来ることをやろうと
頑張る人たちもいる。


そんな自治体が、
全国にたくさんあるのだ。
(「夕張市のマンホール蓋」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする