「バリバリゆうばり」と書かれている。
さまざまな施設を作って全国に宣伝していた頃の
キャッチフレーズである。
バブルの頃、じゃんじゃん資金をつぎ込んだ挙げ句
市債残高がとんでもないことになって財政破綻した。
市税収入の65倍もの負債 を背負い、
自力での再生は困難となった。
国や東京都などの支援を受けて、
ものすごく大胆に聖域無くあらゆる歳出をカットして
財政再生団体 として歩みを続けている。
そういう時代だったんだなぁ、
ということなのだ。
炭鉱の閉山とともに、
産業は無くなり、人は減り、
高齢化が進み、今に至る。
でも、それで諦めたわけではなくて
現状を認めた上で、出来ることをやろうと
頑張る人たちもいる。
そんな自治体が、
全国にたくさんあるのだ。
(「夕張市のマンホール蓋」おわり)