道沿いに城のような建物が出現した。
なんじゃ、これは?
どうやら、ゴルフ場併設のホテルのようだ。
バブルの頃の建物なんだろうね。
尖塔上の部分が各所にあって、
それぞれに避雷針がついていて、
ぱっと見、避雷針だらけ。
あちこちに尖塔を設ける建築デザイン上、
已むを得ない措置なのであるか、
あるいは、避雷針をカモフラージュするための尖塔なのか。
ま、それほど気づく人は多くなかろう。
だから、問題ないのだ。
VHFアンテナが生き残ったままだったとしても
それも特に問題は無いのだ。
わざわざ費用をかけて撤去しなくたって
それほど目障りでもないのだから。
なかなか、景色の良さそうな場所である。
(「避雷針がいっぱい」おわり)