2022年09月12日

店は裏の顔が面白いのだ

店舗の入り口は、
顧客の目を引くようにいろいろと趣向を凝らし
気を遣っているものである。


けれど、その側面や裏面は
そんな配慮があまりなくって
素顔を晒していたりする。


だから、可能であれば
裏に回って見てみるのだ。



「この店は、どんな素顔をしてるんだろう」って。



勝手に「素顔」なんて言っているだけで
そこにその店の本質が在るわけじゃないんだけれどね。


それでも、設計の、施工の、
建築の都合、設備の都合、電気の都合や
予算の関係など、
いろんなストーリーが想像できたりするから
結構楽しいのである。



22091201.JPG


黒着色の既製品の換気フードと、
鉄板で製作された、塗装のないフード。
黒色のプルボックス。


外装の鋼板の木材、
屋上点検用のはしご。


そんな対比が、なんかおもしろい。



壁面下部に並ぶ、機器類、配管類。



22091202.JPG




人間も、そんな感じかな。
目、顔、服装など
人の目を惹く、見える部分については
いろいろと気を遣う。


でも素顔は、内面は
また異なるのだ。


むしろ人の目に触れない部分にこそ、
その人物の素顔があって、
その人の本質が隠されているのだ。

建物と異なるのは、そんなところかな。



なんて。
(「店は裏の顔が面白いのだ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする