2022年08月25日

分電盤の中身

分電盤を壁に据えて、
中身を施工中。


22082501.JPG


流体の配管と比べると圧倒的に細いケーブルが、
これまた圧倒的に多い本数、通ってくるのだ。


それぞれのケーブル内に、2本または3本の芯があって、
それぞれがつながる場所が決まっている。


うっかりつなぎ間違えたりすると、
機械が動かなかったり、電気が点かなかったり、
信号が伝わらなかったりする。



ケーブル単価や結線作業単価は安いものだから、
電気設備工事も大型機器類を除くとそれほど大きな金額にはならない。



けれど、照明のない、コンセントのない、モーター類の無い建物がほぼ無いのだから
役割としてはかなり重要なはずなのだ。



文系の方々、経済畑の方々は、何かにつけて「カネ」の多寡で物申されることも多いのだけれど
必ずしもカネだけじゃないよね、っていうことも、「せつび」の場合は多いのだ。


「やりがい搾取」されやすい分野と言えるのかもしれない。
(「分電盤の中身」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする