何に見えるであろうか?
東北の深閑とした森の中、木々のこずえの向こうに登る太陽 なのだそうだ。
佐藤
美術系にはとんと疎いワタクシではあるが、
東北の玄関口に掲げられたこの作品は、印象に残る。
「さそい」と読むか、「いざない」と読むか。
漢字表記しかないから、わからない。
制作した法人のページ によれば、「さそい」が正解のようだ。
こういうパブリックアートを探訪している方々もいらっしゃるようである。
なかなか、面白いかも。
「建築設備」と一緒で、
その気になって関心を持って街中を見渡せば、
たくさん存在しているのかもしれない。
何も意識することなく整えられた室内環境を享受しながら
それを提供する「建築設備」に目が向いていない一般の方々のように、
ワタクシ自身、何も意識せずして、
これらのアート作品が醸し出す、あるいは織りなす、社会環境を享受しつつ
その根源たる作品群に目が留まっていなかった。
そんなことに、ちょっとだけ、気づけたのかもしれない。
(「未来への誘い」おわり)