2022年08月31日

あんなところに水槽

新幹線ホームで、列車を待つ。


見るともなしに、対面側のホームを見る。


その更に向こう側も、視界に入る。


そこには、「天国」があった。


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葬儀場?

よくわからん。



その看板の左下に、
水槽が在るじゃないか。



ポンプが乗っかっていて、
脇には給湯機も並んでいるじゃない。


接続配管が、外壁を伝っているじゃない。



待ち時間も、ボケッとしていたんじゃ
勿体ないな。


いろんな「お宝」が、
人知れず置かれているんだから。
(「あんなところに水槽」おわり)
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2022年08月30日

三笠のポケふた

下水道広報プラットホーム(GKP)によるマンホールカード発行事業は、
なかなか盛んであるようだ。

夏休み期間になってアクセスが集中し、
サイトにつながりにくくなっているというのだから
結構なものである。



全国各地で次々と発行されるため、
もちろんコンプリートなんてまず無理であって
それでも「現地を訪れた証」として記念に集める人も居れば
ネット通販だろうが何だろうがとにかく集めたい人も居れば、
まあいろいろなのである。



それとは別系統で、「ポケふた」というものも
全国展開されている。

これはカードの発行があるわけではなくて
実物を現地で見ておくれ、という類のものだ。



北海道三笠市。

市立博物館の入口脇にも、それは存在した。


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時刻の関係上、影が写ってしまった……。
仕方がない。



各ふたごとに、詳細の説明 が載っているのである。



これを見て、子どもたちが下水道に興味を持ってくれるものかどうか。

単なるコレクションとして撮り歩く(実際には親御さんのご苦労だったり)
だけなのか。



そういえば、宇多津 にもあったなぁ。
(「三笠のポケふた」おわり)
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2022年08月29日

無毛じゃなくて毛無

余市郡赤井川村から、小樽市朝里へ抜ける国道393号線が
日本海に向けて下っていく手前に、「毛無峠」が存在する。

「けなしとうげ」である。無毛じゃなくて毛無。



同名の峠が長野県と群馬県との県境にもあって
辺りに木々が少なく地面がむき出しである様子から
そう呼ばれているようであるが、

赤井川村の峠はアイヌ語の「kenas(山林)」の音から取られていると
Wikipediaには書かれている。



この峠から日本海に向かって、急勾配のヘアピンカーブが続くのであるが
その直前にある毛無山からは、小樽市内を展望することができる。


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標高470mの展望所があって、
車を何台も駐められるスペースも設けられている。


「毛無」の名とは裏腹に、草木が茂り、
「はげ山」感は全くない。



眼下に、小樽港が広がる。


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奥の手宮地区から手前の小樽築港地区まで伸びる防波堤の内側は
漁船やクルーズ船や大型フェリーなどが行き交う
多くの埠頭を有する港となっている。



フェリーターミナル、ガントリークレーン、貨物用の倉庫、ホテルなどが立ち並ぶ。


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江戸末期から明治にかけて、ニシン漁で賑わい、
明治初期には、内陸の幌内炭鉱から石炭を積み出す港として栄え、
大正時代には北海道の物流の玄関口として
「北のウォール街」と称されるほどに栄えた小樽も
現代ではかなり様相を異にしている。


旧運河周りを美しく整備した頃から、
観光都市として国内外からの訪問客を集めるところとなった。


コロナ禍により観光客が激減し、
経営難に陥った数々の飲食店、商店、宿泊施設など。



過去最大の、世界最多の感染拡大を示す第7波の最中にあって、
それでも緊急事態宣言などの制限措置が発令されていないゆえか
冷涼な気候を求めてやってくる多くの国内客で
賑わいをある程度取り戻しつつあるこの頃。



感染拡大防止対策やらマスクやらワクチンやらに関する
専門家、政治家、芸能人、ど素人の
さまざまな言説がてんこ盛りの中にあって、
それでも人々は生活し、活動し、生きているのである。

そんな逞しさを感じつつ。



コロナ談義も、
結構「不毛」なものが多いよなと思いつつ。


「毛無」山展望台にて思い巡らすのであった。
(「無毛じゃなくて毛無」おわり)
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2022年08月28日

古そうなトイレ

古びた施設。


トイレを、探す。



壁も、床も、古びているその先に
トイレはあった。


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もちろん、使用可能なトイレである。



ちゃんと、清掃されていることがわかる。


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デッキブラシで、時々擦られているのだ。

洗剤の類が、ライニングの上にたくさん並べられているではないか。



ただ、造りは古い。


ライニングに給水管が刺さっているところを見ると
給水管更新工事は行われているようだ。


湯は、出るのかどうか、わからない。

たぶん、出なさそう。



壁掛小便器2個と、和風便器1個。


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イマドキ標準装備のセンサー式ではない、
押し釦式のフラッシュバルブである。



ここには、消臭剤がいっぱい。

それほど臭くは感じなかったけれど、
季節や気温にもよるのかな。



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だいぶ古いタイプの、
丸っこい和風便器と
バキュームブレーカー付きのフラッシュバルブ。


陶器製の「注意板」が、昭和感を放っている。


床のモザイクタイルも、絶滅危惧種かな。



この類のトイレは
もはや産業遺産と呼んでも差し支えないのではないか?


SL機関車などのように、
使用可能な「動態展示」としてのトイレなんて、
あっても良いんじゃないかな。



そういう博物館的な施設が、
あちこちにあると良いな。



「誰が行くって言うんだ? そんな所」

「興味を示す人って、居る?」

「ただの無駄な施設」



ワタクシだけかなぁ。
「昔のトイレ博物館」を切望するのは。
(「古そうなトイレ」おわり)
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2022年08月27日

猫じゃないな

ちょっと小洒落た浴槽。


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見た目麗しいんだけれど
実用性としてはどうかな。


バリアフリーでは、ないな。



水栓金具もまた、
結構なモノである。


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見た目立派なんだけれど、
使いやすいかというと、それは微妙かな。


2ハンドルは、今風じゃぁない。



それにね、給水管と給湯管とが長〜いから
結構ぐらぐらするんだよね。


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安定性、っていう面で言うと
まあイマイチと言えなくもないけれど。


でも、見た目の印象は
それはそれで大切かな。



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排水金具も、ゴールド。

豪華な感じがするねぇ。



浴槽の脚、「猫脚バスタブ」なんていう書き方をされることもあるけれど
この脚は「猫」とは違うね。


何かの獣?

単に、脚?


少なくとも、この製品は「猫」には見えないかな。
(「猫じゃないな」おわり)
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2022年08月26日

パネルに合わせて

上を、見上げる。


でっかいビルやなぁ〜。



2層吹き抜けの軒天井部分に、大きな制気口が2枚。


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吹出しなのか吸込みなのかわからないけれど、
軒天仕上げのパネルの大きさに合わせてある。


こうしておけば、目立たな……いわけなくて
かなり目立つ。


縁を軒天と同じ色にしたって、
その奥があるから、どうしても暗く見えてしまう。
それは仕方がないことだ。



まあ、目立つと言えば目立つのだけれど、
それはわざわざ見るからであって、
一般の利用者はこんな上のほうをわざわざ見上げはしない。


だから、こんなに目立つはずのものでも
視界に入らない。

じゅうぶんに、ステルス性能を発揮している、
と言えなくもないのだ。


となると、パネルに合わせる必要、あった?



そりゃ、あるだろう。


パネルに変な加工をしなくて済むじゃない。
これ、結構大きなことだよね。
(「パネルに合わせて」おわり)
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2022年08月25日

分電盤の中身

分電盤を壁に据えて、
中身を施工中。


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流体の配管と比べると圧倒的に細いケーブルが、
これまた圧倒的に多い本数、通ってくるのだ。


それぞれのケーブル内に、2本または3本の芯があって、
それぞれがつながる場所が決まっている。


うっかりつなぎ間違えたりすると、
機械が動かなかったり、電気が点かなかったり、
信号が伝わらなかったりする。



ケーブル単価や結線作業単価は安いものだから、
電気設備工事も大型機器類を除くとそれほど大きな金額にはならない。



けれど、照明のない、コンセントのない、モーター類の無い建物がほぼ無いのだから
役割としてはかなり重要なはずなのだ。



文系の方々、経済畑の方々は、何かにつけて「カネ」の多寡で物申されることも多いのだけれど
必ずしもカネだけじゃないよね、っていうことも、「せつび」の場合は多いのだ。


「やりがい搾取」されやすい分野と言えるのかもしれない。
(「分電盤の中身」おわり)
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2022年08月24日

サイコロ並べてる

設備なんて、ドレンホースがちょろちょろあるだけの場所。


床がこれから造り上げられる。


鉄筋が下面に接しないように、
「かぶり厚」が適切に取れるように、
コンクリートの「サイコロ」が並べられている。


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サイコロ + 支持金物 の場所と、サイコロ2段積みの場所と。



設備的には、ホースが潰れないようにちゃんとなっていればOKかな。
(「サイコロ並べてる」おわり)
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2022年08月23日

血尿じゃぁない

施工中のトイレにて。


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ん、何か水が赤い?


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職人さん、体調悪いわけ? 大丈夫?

こんなに大量の血尿だとすると危険どころの騒ぎじゃない。
即救急車?


というわけじゃない。


「赤い」というより「朱い」。

だいいち、給水管も繋がってないし。



排水管がつながった時点で、満水試験をかけようとしているのだ。



透明な水よりも、色がつけてあるとわかりやすいし
写真にもはっきりと写る。


なるほど〜。


現場での工夫には、ゴールは無いのだ。
日々改善、日々向上なのだ。



ま、流しちゃよろしくないものは使わないでね、というのと、
もし漏れてたら漏水部の被害が大きくなるなぁ、なんて思ったりもする。


施工に絶対的自信があるからこその措置と言えるかもしれない。
(「血尿じゃぁない」おわり)
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2022年08月22日

油圧エレベーターの機械

機械室の要らないエレベーターが増えた。


昇降路にそのままモーターを据えられたりするから
「エレベーター機械室」という室を用意しなくても構わなくなってきた。

でも、油圧式だったら、油関係の装置が必要なのだから
ある程度のスペースを要するものだ。



エレベーターも「建築設備」の部類ではあるけれど、
普段あまり直接関わる機会は多くはない。


でもたまに、関わりを生じることも、無いわけではない。



油圧式エレベーターの機械室に、入った。


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可燃物だからね、火気厳禁なのだよね。



油の管は、ハウジング形の継手であった。


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呼び油用のポットも、隅っこに。



壁面には、制御盤。そして、感震器。


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油を加圧するポンプは、油槽の下部に据えられていた。


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あんまり関わる機会が無いから、
「見ても視えず」だなぁ。


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「なんか、ついてるぞ」くらいにしか理解できないや。
(「油圧エレベーターの機械」おわり)
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2022年08月21日

大胆な貫通

倉庫、だよね。


隣が空調機械室で、
反対側の隣が一般居室なのかな。


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なかなか、大胆なダクトの貫通である。



ちょうどいいや、モノを吊るすのに使っちゃえ


というわけでもなかろうが、
空間の有効利用という観点だろうか、
吊り物がいくつか。



このサイズの、しかもアングル工法のダクトだから、
ある程度は耐えられるかな。


もちろん、たかだか1mmに満たない厚みの鉄板ダクトだ。
自ずと限度があろうっていうものだ。


あんまりエスカレートしないことを、望みたいものだなぁ。
(「大胆な貫通」おわり)
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2022年08月20日

大きなガスメーター

家庭用の小さいメーターだけじゃないんだ。


大きな厨房とか、

ガスボイラーとか、

ガスを多量に使用する場所に設けるメーターは
大きいのだ。


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これでも、まだ更に大きなモノは存在するのだ。


屋内に置くにせよ、屋外に据えるにせよ、
その場所の確保が必要になるのだ。


たくさんガスを使うなら。
(「大きなガスメーター」おわり)
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2022年08月19日

トイレ排気を下から

JRの駅で、時々見かける気がするんだ。

トイレブースの中の排気を。


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左下に、吸込口がついているのに気づくだろうか。



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センサーは色が違うこともあって目立つのだけれど、
遠目には吸込口は目立たない。

その存在に気づかない人が多いことだろう。


で、そこから排気を取るということは、
排気ダクトが接続されていて、
どこかにある排気ファンまでつながっていることになる。



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ライニングの上に伸びる四角い部分が
小さなダクトスペースなのだろう。


この中に、排気用のダクトが隠れているはずなのである。


これを邪魔と見るか、

臭気の出る下の方から排気を取るためのやむを得ない措置と見るか。



一般的によくある、天井面からの排気だと
臭気はみな鼻先をかすめてから天井に向かうのだから
下からの排気は、極めて理に適っている。

ダクトの納まりさえ、気にしなければ。



駅のトイレでは、
ペーパーが盗まれやすいのかどうか、
厳重な、ホルダー付きの紙巻器。


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これを壊してまで持っていく輩はほとんど居ないから、と
日本の治安の良さを誇るのか、


こうまでしないと持っていく輩が居るのかと
社会秩序の悪さを嘆くか。


犯罪防止のため、トイレブースのドアは上も下も空いていて
面積の小さなドアにしないと「密室」になって危険、
という状況ではないことに安堵するか。



治安云々はともかくとして、
トイレの排気は下からがよろしいようで。
(個人的感想です)
(「トイレ排気を下から」おわり)
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2022年08月18日

洗面器の下側

洗面器。


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壁のタイルと、丸い鏡と、小さなコンセント。
なかなか、洒落てるよね。



下側も、見てしまおうかな。


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給水給湯の止水栓とSトラップとが
キレイに並んでいるのであった。



バックハンガーで、支えられている陶器である。


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陶器って、結構重たいのだ。

それを支えているのは、数本のビスだけなのだ。

ビスの向こう側に、しっかりした下地があってこそのものなのだ。



なかなか、こういう角度で見上げることは多くはないだろう。
(「洗面器の下側」おわり)
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2022年08月17日

冷蔵庫跡?

なんか、木造の倉庫跡っぽいものが、あったよ。


扉も開けっ放しで、
使っているのか、もう使っていないのか、わからない。



木材と断熱材とで出来た、
良く言えば機能本位の倉庫だ。


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おお、中にあるのは、低温用エアコンやね。



この類の製品は、見た目より機能なので
至ってシンプルな外観である。


冷やすから、ドレン管の接続も必須だ。

接続部は、ゴム管がデフォルト。



床が濡れているのは、普段使っているから?
それとも風雨の吹き込みによるもの?



室内機の壁の向こう側の半屋外部分には
室外機が据えてあった。


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三相電源仕様だろうから、
それ用の盤も並べられている。



跡 なのか、現在も稼働中なのか、
ちょこっと見ただけでは判別できなかった。


適度に朽ちていて、適度に掃除されている感じで。
(「冷蔵庫跡?」おわり)
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2022年08月16日

ハイタンクの生き残り

小便器ハイタンクは、
さすがに見かける機会が激減してきている。


特に都市部(飲み屋街を除く)では
なかなか見かけなくなった。



でも、ちょっと街外れになると、
まだちょくちょく生き残っているものだ。


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ね?


精一杯回っている換気扇があるが、
電力は、換気と音を出すのと、どちらにより多く消費されているのか
疑問に思うような場所もあったりする。



壁面上方に掲げられたハイタンクから
洗浄管を通じて、ストール小便器が洗浄される。



22081602.JPG


タンクの脇にある盤みたいなやつは、
タンク内の自動排水弁を操作するためのものか。



単に一定時間ごとに水を流したり、
天井面に取り付けたセンサーで入室者数をカウントして
一定人数ごとに水を流したり、
そんな制御をしていたやつだと思う。


きっと、むかしむかしのカタログには載っていたんだろう。



一度調整したら基本的にいじる必要がないから、
止水栓のハンドルは外されている。



だいぶ昔の衛生器具ではあるけれど、
建物はもっと古そうなので、
改修後の設備に違いないのだ。



22081603.JPG


洗面器も、掃除用流しも、
かつては壁埋込の給水管に接続されていたのだろうけれど
給水管更新に伴って露出配管で繋げたという歴史があるのだろう。


更新後も、相当の年数が経過しているようではある。



ライニングのかわりに、配管の上にハンドソープを載っけてある。


コロナ以降、急激に普及が進んだように思う。



イマドキのトイレのレイアウト計画には、
ハンドソープ置き場は欠かせないのである。
(「ハイタンクの生き残り」おわり)
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2022年08月15日

七十一の裏側

日本全国何処にでもある、コンビニ。



その中でも圧倒的な店舗数を誇る、
セブン・イレブン。



どこでも同じデザインの看板が掲げられているけれども、
ひとたび側面や裏面にまわると、
店舗それぞれの表情を持っているのがわかる。



とある、店舗の裏手。


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エアコンや冷蔵・冷凍ショーケースの室外機、
それらに隠れたUHFとBSのアンテナ、
換気用フード、
屋外照明、屋外コンセント、
構内柱と開閉器とメーターと、コンパクトなキュービクル。


いろいろと、よくあるモノたちが並んでいる。



この角度だと、揚げ物とか用の排気ダクトとファンが見えない。


見えないけど、在るはずだよね。



最近は同じブランドのコンビニ同士の競争も激しいから、
経営はそれぞれ大変な面があるんだろうな。

特にフランチャイズ店舗は。



元コンビニの形態を隠しきれない店舗や歯科医や事務所が
ところどころに見られる。

冷凍冷蔵系以外であれば、
ついている設備もそれなりに使えるに違いない。


が、高圧受電は要らないかな。

そのへんの改修は、必要になるかな。
(「七十一の裏側」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月14日

ハト大っ嫌い?

ハトのヤツ、
ちょっとでも停まる場所があると乗っかって
下に誰が居るか、何があるかに構わずに
フンを垂れやがる。



そこは、オマエたちの居場所じゃないんだよ。



ヒトの敷地の上空に、
勝手にやってきて汚物を撒き散らすんじゃないよ。



来るなよ。



いくら喚いても叫んでも愚痴っても、
奴らにゃ届かない。


聞く耳もない。


意思疎通ができない。



じゃあ、実力行使だ!

と言って、街中で猟銃をぶっ放すわけにもいかない。



物理的に、停まれなくしてやるぅっっっっ。



そんな、ヒトとハトとの心理戦が在ったのかどうか。


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ここまで厳重なトゲトゲがついている電線は
見たこと無かったなぁ。



よほど腹に据えかねたのだろうかね。
(「ハト大っ嫌い?」おわり)
posted by けろ at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月13日

立派な煙突だ

あんまり新しそうにない建物の脇に、
エネルギー棟でも増築したのかしらん。


22081301.JPG


いやあ、立派な鋼管煙突である。


この建屋の中におわしますは、
どこぞの高貴な(巨大な)お方(ボイラー?)であろうか。


お目にかかってみたい、
いやせめて遠方からご尊顔を拝したいと願うも
果たしてそんな機会が訪れるものかどうか。


ま、せいぜい想像して楽しんでおくことにしよう。
(「立派な煙突だ」おわり)
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2022年08月12日

未来への誘い

駅にある、ステンドグラス。


22081201.JPG


何に見えるであろうか?



東北の深閑とした森の中、木々のこずえの向こうに登る太陽 なのだそうだ。


佐藤忠良(ちゅうりょう)氏が、原画を提供した作品である。



美術系にはとんと疎いワタクシではあるが、
東北の玄関口に掲げられたこの作品は、印象に残る。



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「さそい」と読むか、「いざない」と読むか。
漢字表記しかないから、わからない。

制作した法人のページ によれば、「さそい」が正解のようだ。



こういうパブリックアートを探訪している方々もいらっしゃるようである。

なかなか、面白いかも。



「建築設備」と一緒で、
その気になって関心を持って街中を見渡せば、
たくさん存在しているのかもしれない。



何も意識することなく整えられた室内環境を享受しながら
それを提供する「建築設備」に目が向いていない一般の方々のように、

ワタクシ自身、何も意識せずして、
これらのアート作品が醸し出す、あるいは織りなす、社会環境を享受しつつ
その根源たる作品群に目が留まっていなかった。



そんなことに、ちょっとだけ、気づけたのかもしれない。
(「未来への誘い」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする