そういうところでは、建築物の斜線制限が
視覚化されている。
建蔽率、容積率を最大限利用したいと思えば
制限ラインギリギリを狙うのは定跡と言えよう。
その建物が建った時代の建築法規が元になっているから
新旧の建物で形状が異なる、ということもある。
駐車場になっている隣地に何か新しいものが建つ際には
たぶんこんな形にはならないんだろう。
小屋裏の防火上主要な間仕切など、見えない建築法規もあるけれど
このように如実に見える建築法規もある。
学習には適した題材なんだろうと思うのだ。
(「視覚化された道路斜線」おわり)