こういうところの脇の壁には、
たいていノズル形吹出口が並んでいる。
もちろん何ごとにも例外はあって、
違う形式のものが採用されることもあるけれど
やっぱりノズルが多いような気がするのだ。
正式に調査して統計を取ったわけじゃないから
単なる個人的な感覚的な印象でしかない。
だから、疑問を感じる方がおられたら
ぜひいろいろ見て検証していただきたい。
ひとくちに「ノズル」と言っても、
一重、二重、風向調整有無、丸形、角形など
さまざまな形式があるから
見た目は結構バリエーションがあると感じるかもしれない。
でも、これも感覚だけれども
丸いやつが多いように思うのだ。
身近にたくさんある吹抜を、
ぜひ観察いただきたい。
それから。
屋内消火栓には包含範囲があるから
結構どこに設けるか悩ましかったりするものだが
こんなところも候補の一つと言えるだろう。
エスカレーター下の部分なら
高さもそれほど取らなくて良いし、
でも結構扱いやすい場所で
都合が良いのではないだろうか。
ただ、えてしてこのような場所は
物品置場として活用されちゃうことがあって
そうなると消火栓がイザという時に
使えなくなったりするから
日頃の維持管理も大事なのである。
(ちゃんと使えるように空間を確保しておくだけだけど)
(「吹抜の脇には」おわり)