2022年03月03日

雪は水平投影面積のあるところに

だいぶ春の声が聞こえてくるようになったこの頃、
とは言えまだまだ気候としては冬だ。


そして今冬は全国的に積雪が多いようだ。



風のある時、雪は「吹雪」と称して、
空気のように流れる。

ただ、いつまでも流れ続けられないから、
どこかに吹き溜まる。



風の無い時、
雪はとにかく水平投影面積の有るところには
容赦なく乗っかっていく。


何が埋もれようと、
知ったこっちゃない。

自然現象だから、何の遠慮も配慮も、無い。



KIMG2645.JPG


こんなになった自販機は
大丈夫なの?

どっかショートしちゃったりしないで済むの?


硬貨や紙幣は、ちゃんと入るの?
濡れて内部でくっついてしまったりしない?



画面に白い縦線が映るくらい、
風はあんまり無いのに短時間にものすごく降ってる。


この自販機上の雪、
たぶんほんの1時間ほどで積もったみたい。



水平投影面積は、
別に大きい必要はない。

小さくたって、関係ねぇ。


KIMG2646.JPG


小さなボックスだって、電線管だって、
何ならフレキの曲がった部分にだって、
遠慮会釈なんて、無い。



ま、自分で雪を除ける必要が無ければ
ヒトゴトとして「大変だねぇ」と言っていれば済む。



が、たいていの人は、何かしらの労力を強いられるのだ。



ずらり並んだ中古車屋さんの展示車が
みるみる白いモコモコへと変わっていってしまう。

次の日の朝に出社した社員は
もう堪らんだろうなぁ。
(「雪は水平投影面積のあるところに」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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