いざ街中で火事があったときに、
ポンプ車で水を汲み上げて消火活動をするために
常時水を貯めておく「防火水槽」だ。
FIRE CISTERN とも書いてあるけれど、
消防士がわかっていれば良い話で
なぜ英語表記が必要なのかはよくわからない。
地中に埋めてある水槽から水を取り出すための
「採水口」が2本、立てられている。
結構な長さがあるよね?
きっと、冬になると雪が深くなるから
その対策として長くしてあるんだろう。
細い管は、通気管のようだ。
普通は、地下オイルタンク近くの外壁沿いに
高さ4mくらいのところに設けられているタイプのもの。
あとは、オイルサービスタンクの通気口として
機械室外壁にちょこんとついているくらいの。
こういうところについているのは
気づいたことがなかったから
ちょっと新鮮だった。
じつはあちこちに付いてるんだろうか。
「油通気口」というイメージしか無かったんだけど。
逆火防止金物付きのこの通気口、
裏に「KOHGIKEN」と書いてある。
「工技研究所」の製品である。
鋼管 + 防虫網 じゃ、ダメなんだろうか。
ダメってことは、ないよね。
金額がそんなに違わないから、なのかなぁ。
(「長いよね?」おわり)