防油堤(というか、防油パンと呼んでみたい)を備えた
950Lタンクが3基。
なかなか、壮観では?
壁には「少量危険物貯蔵取扱所」の看板が3枚も貼ってある。
危険物の取り扱いは、所轄消防によって結構異なるので
確認が必要だ。
それぞれのタンクをどのくらい離して設置しなければならないか。
各タンクからの配管を接続してもダメか、構わないか。
隣地からの距離をどのくらい取る必要があるか。
建物外壁からの離れはどうか(耐火構造か否かも影響する)。
基礎や束石はどのくらい必要か。
などなど。
さてこのタンクたち、何に使われているんだろう。
系統がどうなっているかにも、よるだろうけど。
ひとまず、隣に置かれている「物置」がヒントの一つであろう。
側面から排気トップが生えているところを見ると、
これは物置にあらず。
ボイラー庫として、市販の物置が利用されているものであろう。
少なくとも、ここには灯油管が伸びていそうだ。
タンクは3基あったけれど、
全部ここに来ているものか、
別の場所にも供給されているものか、
ちょろっと見ただけじゃ、わからない。
図面が残っていれば、それを見るし、
長年管理運営に携わっている方がいるのであれば
訊いてみるし。
または、これを設置した業者さんがメンテもしているのであれば
担当の方に尋ねてみるし。
建物には、謎が多いのだ。
それらを1つ1つ解き明かしていくのは
結構面白かったりするのだ。
(「灯油タンクがいっぱい」おわり)