2022年02月06日

受水槽はどこにある

ある程度規模の大きな建物の場合には
水の使用量が多いものだから
「受水槽」に水を貯めてから、
ポンプで各給水場所に水を送ることが多い。

今では直結増圧給水の建物もたくさんあるけれども
建物の規模とか高さとか用途とか
水道事業者によって可否の判断基準が異なるから
事前に確認が必要だ。



建築設備設計基準(いわゆる「茶本」)には「受水タンク」と書かれているけれど
「受水槽」と呼ばれることも多い。

用語はほんとうに面倒くさくって、
茶本で「高置タンク」「貯湯タンク」と書かれていても
一般的には「高架水槽」「貯湯槽」なんて呼ばれていたり
一物に対する名詞が何種類かあると
初学者には混乱の元であろう。

でも仕方がない、そうなんだから、と言うしかない。


医学関係のように、日本語、英語、略語、場合によってドイツ語など
更に大変な業界に比べたら、ちっとも大したことじゃないのだ。


航空業界などは、そもそも日本語じゃないし、JIS規格じゃないし、
インチで測るし、とも言う。そっちだってかなり大変だろう。

あ、でも建築には尺貫法も生きてるなぁ。

ま、業界ごとにそれぞれの面倒臭さがあって、
だからこそ「仕事」として専門性が必要になったりもする。



さて、受水槽を置く場合には
それをどこに置くか、結構大きな課題だったりする。


見込まれる使用水量に基づいて、水槽(タンク)の大きさを算定する。
その大きさのモノを、どこに納めるか。


たとえば、屋上だったり、
たとえば、屋内だったり、
たとえば、地下だったり。

モノが見えて差し支えなければ、
屋外だったり。



22020601.JPG



屋外に置く場合であっても、
正面玄関脇とか、あんまり目立つ場所には計画しないものだけれど。



さて、今住んでいる共同住宅には、受水槽があるだろうか。
あるとしたら、どこに置いてあるだろうか。



今通っている職場には、受水槽があるだろうか。
あるとしたら、どこに置いてあるだろうか。


今通っている校舎には、受水槽があるだろうか。
あるとしたら、どこに置いてあるだろうか。



実務上建築に関わりの無い方々にとっては
どうでも良いことなんだろうけれども
いざ災害などで断水・停電になったりした時に
その知識の有無が状況を変えるかもしれない。



だから、改めて問うてみよう。

受水槽は、どこにある?
(「受水槽はどこにある」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする