とうぜん、景色の良い、眺めの良い場所であって
「ビュー」できるからこその命名である。
(雪の無い頃の写真であるが)
が、そこは天候次第であって、
必ずしもビューできるというわけではない。
当たり前の話だ。
正面に、蝦夷富士たる羊蹄山が堂々と屹立している、はずなのだが。
うん、確かに途中までは「ビュー」できるんだが。
やっぱり、山体というものは、
頂上までくっきり見えてこその眺めであるのだ。
でも、仕方がないのだ。
まだ、低く垂れ込めた雲によって
山の存在すらわからなくなっていないだけ
マシなのだ。
残念だけれど、ね。
(「いつでもビューできるわけでもない」おわり)