2022年01月18日

石油暖房機の裏側

灯油焚きの、FF式暖房機である。


22011801.JPG


温風タイプじゃなくって、
輻射タイプのやつ。


ちいちゃな温度センサーを上方に伸ばしてあって、
まがりなりにも自動制御されているやつ。


上方に外気取入口があって、
生外気を多少なりとも暖めてやる効果も
若干期待できる。



ちょっと、裏側を覗いてみよう。


22011802.JPG


おお、コロナの製品だ。

世界中で名を知られることとなった名称だけれども、
とんだとばっちりを受け続けているものだ。

でも、頑張っているんだ。



さて、部屋の隅っこにナナメに設置されているから
こういう感じの納まりになる。


すぐ外壁だから、給排気トップと灯油管とが
壁を貫通してきている。


ホコリやゴミが溜まりやすかったりするから
時々清掃したほうがよい。

ここでは、しっかり行き届いているようだった。
すばらしい。



横に視線を向けると、
そこにはでっかい灯油タンクがあった。


22011803.JPG


おお、窓の外すぐにあるタンク。



危険物貯蔵タンクなので、
所轄消防によっては開口部からの離れ寸法を
規定しているところがあるので注意が必要だ。

新築の確認申請の際に、
消防同意を受ける前提だったりするから。



ただ、後付けの場合には
消防の目は届かないから
知らずに設置してしまう場合も無いわけじゃない。


そんな時には、防火上の対策を
考えておいたほうが良いだろう。
(「石油暖房機の裏側」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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