2022年01月31日

ロードヒーティングの威力

ドカ雪が降ると、歩道は埋まる。


埋まった歩道であっても、
とりあえずの除雪車が入って後
多くの人々が歩き続けると
徐々に締め固められて道が出来る。


22013101.JPG



そうやって出来た道は、
元々の地盤よりもだいぶ高い位置に形作られて
凸凹も結構多い。


道の脇には雪壁も出来上がる。



しかし、そこにロードヒーティングが施されていると
その歩きやすさと言ったらもう比べようもない。


22013102.JPG


地面がそのまま露出して凸凹もなく
滑ることも転ぶこともなくなる。


すさまじい威力!



しかし、雪(氷)を溶かすためには
融解潜熱の分だけエネルギーを与える必要があるのだから
温水式にしろ電気式にしろ結構なエネルギー使用量になる。


だから、どこもかしこもロードヒーティングをしてしまう
というわけにもいかない。

地球を直接暖めるわけだから
温暖化に寄与しまくり、とも言えなくもない。



と、路肩に何やら穴があいている。


22013103.JPG


何かの巣? なわけはない。



周りが明るすぎて中が暗く写ってしまっているけれども
この穴の下部には道路の雨水排水桝があった。


22013104.JPG


きっと、このあたりの公共下水道は合流式で
生活排水の熱が常に供給されるから暖かくって
その熱でもって雪が溶かされて、穴があいているんだろうな。


下水排熱の有効利用ってやつだ。



国は、ゼロ・カーボンを目指すんだという。
世界的にも、少なくとも先進国は、そう宣言せざるを得ない状況に
なってきている。


となると、化石燃料を燃やしてのロードヒーティングは
やめていかざるを得ない。



今後は、自然由来の電力や、未利用排熱などを利用していくような
方向になっていくんだろうか。



ロードヒーティングの場合、
トータルの熱量は必要だけれども
瞬間湯沸器のように大出力が必要っていうわけでもないから
小さな出力である程度時間をかけるという選択肢もあるから
取り組みやすいのかもしれない。
(「ロードヒーティングの威力」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月30日

恐竜は寒さに弱かった?

恐竜は、数千万年前に絶滅したとされている。


大隕石の落下に伴う地球の寒冷化によって
温暖な気候のもとで繁栄した大型爬虫類たちは
もはや生存し続けることができなくなったのだという。



それは、こういうことだったのだろうか。


22013001.JPG



前に見たとき には、こんなに寒そうじゃなかった。



そうか。


このように、絶滅していったのか。……なんて。



22013002.JPG



恐竜はむしろ鳥類の先祖で
羽毛が生えていたとかいう話も聞く。

毛が生えていたなら、多少なりとも寒さに耐えられたのかどうか
そもそも目的が違うから役に立たなかったのか
その辺のところは今となっては正確には知りようがない。



ま、それでもそろそろ暦の上では春が立つ。


コイツの辛抱は、まだまだ続くだろうけれども。
(「恐竜は寒さに弱かった?」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月29日

靴べら?

最近めっきり見かけなくなった、
靴べら式フラッシュバルブ操作ボタン。


おお、珍しく見かけたよ。


22012901.JPG


レバー式の操作よりもやりやすい、

大きな部材で、てこの原理も働くために
小さめの力で操作できる、

そんな感じで、いっとき身障者ブースなどに必ず設けられていたやつだ。



現代はセンサー式一択になっているから
これからは消滅していく一方であろう。



車椅子の車輪で踏んで操作するやつもあった。

あれも、操作用の銅管施工などいろいろ大変な面があったけれど
もうすっかり見かけなくなった。



建築に関わる事柄は、時代とともにどんどん変わっていく。
特に設備分野に著しい。

そんな時の移り変わりを如実に感じるのは
衛生器具関係が多いかな。



ここのブースの洗浄管が、またイイ味を出していた。


22012902.JPG



どう?



たぶん、冷たい洗浄水が流れるので
この部分が結露するんだろうね。



見るからに古いから仕方ないのかも知れないけれど、
もうちょっとキレイに出来そうな気がするんだけど。


数百円で材料は揃うし、
何となくで良ければ保温屋さんに頼むほどでもないから
その気になればすぐ何とかできそうなもんだけど。



「その気」が無いのかな。
(「靴べら?」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月28日

雪像になる筈だったけれど

札幌市の大通公園を通りかかった。


コロナ以前であれば、「さっぽろ雪まつり」開催直前で
準備たけなわといった時期であるはずなのだが
そんな気配は全く無い。



でも、ちょっとしたプレハブと、重機とがあったりする。


22012801.JPG


何をしているのか?



22012802.JPG


公園内に、雪の山がある。

台地状になっている。



数台の重機と、作業員と、ここにやってくるために使った乗用車などが
ちらほら見える。



向こうでは、重機が稼働中であった。


22012803.JPG


雪山の上で、何やら格闘(?)している。



ひたすら山を崩して、山を低く、上部を平坦にしているようだ。



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申し訳程度のバリケードがあって、
何やら表示が貼り付けてある。


22012805.JPG


そう。

ここでは「雪まつり」の準備が行われていたのだ。


「いた」のだ。

過去形なのだ。



新型コロナウイルス感染症の状況が秋以降落ち着いていたから
でも世界的にはオミクロン株の大流行が報じられていたから
昨年中止された「さっぽろ雪まつり」を
規模を大幅に縮小して実施する計画が進められていた。


しかし年明け以降、国内での急激な感染拡大を受けて
「中止」の苦渋の決断をした結果
既に製作中であった雪像(例年よりはかなり規模を縮小した計画)が
敢えなく取壊しの沙汰となった、ということのようだ。


重機や作業員は、ひたすら取壊し作業を遂行中なのであった。



バリケードの表示は、「設営のため」のままである。


22012806.JPG


わざわざ「取壊しのため」と付け替える必要性も無いだろうし
気力も湧いてこないだろう。


実行委員会の皆さんのご苦労と落胆を推測せざるを得ない。



年末に開催されていたはずの「ホワイトイルミネーション」の
来場者向け看板が虚しく(?)残されていた。


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ニンゲンのいろんな施策や対応策をあざ笑うかのように
一気に進行する感染拡大。


5類がどうとか、「まん防」の有効性云々とか、経済を止めるなとか
多くの意見・見解があって、議論があって、批判や擁護が入り乱れ、
とにかく何が正解なのか、
わかっていることと未知の事との境界がどこにあるのか、
感染症や公衆衛生の世界に関わりのなかった者としては
理解しづらい事が多い。



ここぞとばかりにしたり顔で説明する方々も多くいるし
ネット界隈では声の大きな方々も多数出没しているけれど
その真偽や信頼性を判断する材料が、素人にはよくわからない。


ま、mRNAワクチンの効果にしても、
三密回避その他の個々人による対策にしても、
地方自治体や政府による政策にしても、
何となくそれなりに自分のアタマで考えた範囲内で
対応していくしかない。


とにかく、時代は変わったということなのである。

それに尽きる。



今までと変わった世界が、眼前にある。


それは、現実なのだ。


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(各種大雪像や飲食物販の仮設店舗がひしめき合っていたはずの大通公園)
(「雪像になる筈だったけれど」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月27日

束になってかかってこい?

壁面を這い上がる電線管たち。


それを待ち受けるプルボックス。


駄菓子菓子、もとい、だがしかし。


22012701.JPG


電線管の太さ・本数に対して、
プルボックスがずいぶんとコンパクトじゃぁないか。



国土交通省監修による 建築設備設計基準 によれば、
もっとデッカイ箱になるんじゃなかろうか。


まあ民間建築だし、必ずしもそれに拠らなくちゃならないわけじゃないから
とにかく納まってりゃいいんだろう。



でも、このくらいだとスッキリした感があって
見た目イイ気はする。


基準通りに作ると、かなり、かなりでっかく感じるから。



ただ、施工性を考えると、あんまりにもコンパクトなのはよろしくなさそう。



「せつび」は、見た目が悪ければ悪いほど、
目立てば目立つほど、
機能的には良いのかもしれない。



見た目が良くって、機能的にもスバラシイ。


そういうのが、本来の「設計」なんだろうけれど、
意匠屋さんも設備屋さんも、
その両方を狙った設計をすることは、あんまりない。

たいてい駆け引きで、どっちかが「しょーがないなぁ」と折れる。


そこんとこがうまくいく「作品」が評価されるといいんだけど。
そういう評価軸って、無いよね。
(「束になってかかってこい?」おわり)
posted by けろ at 18:00| Comment(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月26日

黴びてる制気口

錆びてる制気口は、結構見かける。

湿気にやられて、とか塩素分にやられて、とか。

錆びたまま交換されないで放置されていると
その錆具合が進行していき
だんだんと無残さを増していくのである。



では、()びてるやつはいかが?


22012601.JPG


あんまり見かけることが無かったのだけれど、
有るところには有るものだ。


確かに、少し湿気が多いところではあった。


それでも、他の建物では同用途の室でもここまでにはなっていないなぁ。

何かの加減が違うのだろうか。



ただこれは、錆びているのと違って
健康被害の恐れも生じてくる。


表面を見る限り、VHSである。

吹出口である。


ここから、空気がカビの胞子を纏って吹き出すのは
あんまり気持ちの良いものとは思えないのである。


何とかしません?


改修工事の計画ついでに、
これも替えちゃいませんか?



既存図を見ると、どうやらパスダクトの片方についているモノのようだ。
制気口とパスダクトを、更新しちゃったらどうだろう。



パスダクトの両側についている制気口なんだけれど、
ご丁寧に可動羽根のついたVHSとHSが対になって
取り付けられている。



でもね、あれ? あれ?



よぉく見ると、
吹出側にHS、吸込側にVHSがついてるや。



図面上は逆なんだけどね。



取り付ける際に、間違って逆につけちゃったんだね。

ま、そういうことも、あるかな。



更新する際には、
ちゃんと付けて欲しいなぁ。



それに、どうせ成り行きで通過するパスダクトなんだから、
GVかGHでいいんじゃないかな。

羽根の調整したって仕方ないし、
シャッターをつけたって大した風量調整もできまい。



とにかく、黴びてるのだけは解消されるといいな。
(「黴びてる制気口」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月25日

直天井にボックス

天井を張らない室もある。
倉庫とか機械室とか電気室とかそういう類の室。

意匠上、天井なるものが必要ないし、
むしろ無いほうが広い空間が取れて良い。



居室でも、張らない場合もあったりして、
たとえば、地震時に天井の落下を回避する“天井レス” という
考え方をすることもある。
(ここは免震構造だからそもそもリスクは少なそうだけれど)


(じか)天井なんていう呼び方をしたりする。



天井が無いと、「天井内」にあるようなモノたちが
そのまま見えることになる。


22012501.JPG


照明器具を取り付ける板が無いから、
レースウェイを流してそこに器具を取り付けたり、
上の階からやってくるダクトがそのまま見えて
ぐいっと曲がって、横向きの吸込口が設けられている様子が
よく分かる。

レースウェイやダクトを吊っている金物も
そのまま見える。



ん……?



ダクトが降りてくる位置と吸込口の位置とが少しずれていると
上のようになるのだけれど、
もしもずれていなかったら?

ダクトが降りてきたその場所が、まさに吸込口だったら?



なるほど、こうなるのね。


22012502.JPG



ダクト貫通部を受けるボックスを設けて、
そこに制気口を取り付けてある。


まあこれは一つの例であって、
こうしなきゃなんないわけじゃない。

たぶんスラブの上側には防火ダンパーが設けてあることだろう。

だから、何ならスラブに直接制気口を取り付けたって構わないし
こんな立派な制気口でなくとも
ダクト断面に金網を設けるだけでも、
いっそ、ただダクトの切り口があるだけでも構わないだろう。



あんまり見かけないボックスが妙に可愛かったので、
記念に撮影。
(「直天井にボックス」おわり)
posted by けろ at 18:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月24日

大きな吹出口の羽根

吹出口や吸込口って、
じつはいろんな種類があるのだ。


結構大きなやつを見かけたから、
記念に(?)撮っておいた。


22012401.JPG


VHS と呼ばれるタイプの吹出口である。


ビデオテープじゃないからね。

V(垂直方向)とH(水平方向)とに
可動の羽根がついたやつで。

ユニバーサル形吹出口

っていうのが、国交省の呼び名である。


写ってないけれど、奥にはS(シャッター)もあって
開度調整による風量調節ができる。



画像をよく見ると、
羽根の向きや角度を微妙に動かしてあって、
吹き出す空気が周囲にある程度拡散されるように
調節されている。


垂直方向の羽根だけがあるやつは、V
それにシャッターがついていれば、VS

水平方向だけだと、H
シャッター付きなら、HS

垂直水平両方の羽根があれば、VH
これにシャッターがつくと、VHS


こんな感じで表現する。



吸込口だと、あんまり風の向きは関係ないから
羽根を動かせる構造である必要性は低い。

だから、羽根じゃない単なる格子(グリル)のものを
使用することも多い。

垂直グリルだけなら、GV
シャッター付きで、GVS

水平グリルだけなら、GH
シャッター付きで、GHS


わかりやすいでしょ?



ダクト図にある「制気口リスト」を見ると、
こんな記号が出てくる。

意匠設計の方は、これを知っていると
多少は内装表現に合わせた選定が可能かも。


っていうほどバリエーションがあるわけじゃないけどね。



あんまり大きな制気口になると、
内側の亜鉛鉄板ダクトが見えてしまって
妙な輝きを感じることがあるから、
制気口のネックダクトを黒く塗装することを
指定される場合もある。

ネックダクトが短ければ、
ボックス内部も塗っておくと、見えない。



ほんとうは、
でっかい制気口をででんとつけるよりも
小さな制気口をたくさん散りばめたほうが
空気質や気流や温度の均一化を図れるのだけれど
小分けにすればするほどダクト工事(とそれに伴う保温工事)の費用も
高くつくようになる。

だから、建築費を安く上げたい建物ほど
制気口はでっかくなるのだ。
(「大きな吹出口の羽根」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月23日

錆びない製品を標準にしないものか

このタイプのスピーカーを、
結構ところどころで目にする。


あるいは屋外で、あるいは屋内でも湿気の多いところで。


22012301.JPG


しかし、だ。

見かけると、たいてい錆びているのである。



訊くと、設置後1〜2年で錆びが出てくるという。



これ、製品として、どうなんだろう?


錆びない製品、
そうじゃなくても、もうちょっと錆びにくい製品に
ならんものかな。



音さえ聞こえりゃいいんだから、
ちょっとくらいすぐ錆びてきたって
どうってことないのかな。


錆びないやつにしてほしいと思うのは
ワタクシだけ?



それとも、
弱電設備設計の担当者がケチってるだけ?
(「錆びない製品を標準にしないものか」おわり)
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2022年01月22日

ピタッと合わせる技なのだ

小便器を見て、何を思うだろうか。


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女性の方は、あまり普段関わることが無いかもしれない。

清掃のお仕事をされているとか、
最近は幼児用に女子トイレにも小便器が設けられているとか、
施設管理者の立場で立ち入る機会があるとか、
そういう方々に限られることだろう。



さて、上の小便器、
改修されているもののように見える。


元々ライニング内の給水管から供給されていた水であろうが
自動フラッシュバルブ化するにあたって、
いろんな部材を駆使しながら
かなり苦労した取り回しになっているのに気づくだろうか。


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こういうメッキ管の部材が揃えてあるTOTOさんもスゴいと思うけれど
それをこうやってうまくキレイに繋げる匠の技も
スゴいものだと思うのだ。


どうだろうか?



一緒に納入されてきてしまうとはいえ、
この宙ぶらりんになっている送り座を挟み込む必要があるのだろうかという
そこはかとない疑問も湧いてくるのではあるけれども。


22012203.JPG



(「ピタッと合わせる技なのだ」おわり)
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2022年01月21日

富次さんの管

会社名に、人物の名前がつけられることも多い。

トヨタ、スズキ、ダイムラー・ベンツ、ロールス・ロイスとか。


モノの名前にも、人名が多く採用されている。

メルセデス・ベンツ、ホチキス、レオタード、ギロチン、沢庵とか。



せつびにもそういうのが少しあって、
たとえば天井内を覗くとそれが見えてきたりする。



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左下の太い配管は、
塩ビ管の外側に不燃材で耐火被覆したものである。


一般名詞として「耐火二層管」と称されるけれども
古い人には「トミジ管」と呼ばれることも多い。



塩ビ管に耐火被覆したら、
鋳鉄管なんかよりも軽くて施工しやすくて安くなるんじゃね?



と言ったかどうだか、
とにかく発明して特許を取って会社を起こしたのが
樽川富次さんという方だったようである。


会社名を 東亜石綿工業(後に、株式会社トーアトミジ)
商品名を トミジ管 とした、という。


発明者の名前を取るのは、まあ、よくあることだ。
いろんな病気に発見者の名前がついていたりするが
それよりはなんかイメージ的に良い感じがする。


あまりにも普及したから、一般名詞として流通するまでになった。
国は商品名を使うわけにいかないから、
「耐火二層管」なる言葉を造語したのであろう。


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結構がっちりした感じの製品だ。


最初の社名に冠されているように、
元々は耐火材としてアスベスト(石綿)含有材が使用されていた。

石綿ビニル二層管とか呼ばれていた時代のものだ。
古い建物の排水管解体の際には注意が必要な場合がある。

もちろん、アスベスト被害が顕在化して以降は
繊維混入セメントモルタルによる被覆になっている。


だから現在は全く問題はない。
少なくとも人類に知覚されている範囲では。


22012103.JPG


枝管部分にもトミジ管が使われている。

奥のほう、一部鉛管らしき部分も見える。



富次さんの起こした会社は、今世紀に入ってから倒産してしまった。

それを引き継いだ バクマ工業株式会社 も、
今年度でトミジ管の製造から 手を引く


諸行無常、なのである。



ここの天井内の製品は……。


22012104.JPG


フネンパイプ と書いてある。

フネンアクロス株式会社 の製品だ。



耐火二層管は、この会社のほかに

株式会社エーアンドエーマテリアル

昭和電工建材株式会社

などで製造されている。



業界ではすごく広まって大変有名な「トミジ」なのであるが
残念ながら一般の方々には全く知られてもいなかった。

せつび「あるある」である。
(「富次さんの管」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月20日

ぴっかぴっかのダクト

ダクトは、美しい。

保温材や外装材で着飾ったものは
その飾りしか見えないから
ダクトそのものの魅力を目にすることはできない。


けれども、生まれたままの姿でそこにあるダクトは
美しいものなのだ。



亜鉛めっき鋼板は、それはそれで
ランダムな結晶模様が映えてよろしい。



そして、ステンレス鋼板は
いつだってぴっかぴっかに輝いている。


22012001.JPG


こんなふうに露出でついているなんて。

サービス、サービスぅ。



特別に鏡面仕上げにしてあるわけじゃないけれど
ステンレスにはモノが映るのだ。

でも周囲の壁仕上げが真っ白だから
あんまり映っているような気がしないかな。



ちょっとクローズアップすると、
映っている様子がわかるかな。


22012002.JPG


ダクトの端を切って折って作った
共板フランジどうしを合わせて
四隅をボルト・ナットで留めて
辺をクリップで挟んである。



ダクトパッキンは挟むのだけれども
ある程度の漏気が生じるのは仕方がない。


それを避けたければ、厳重なシールを施したり
アングル工法で溶接したり、
まあやり方はいろいろある。


感染性排気とか毒物雰囲気とか
そういうダクトでは厳重にせざるを得ない。


でもここのダクトはそんなことを気にする必要が
あるほどのものではないのでフツーの施工だ。



ファンの位置も、関係がある。

ファンの吸込み側のダクトなら
漏れるにしても周囲の空気をダクト内に吸い込む方向だから
周囲空気を汚染しづらい。

ファンの吐き出し側なら、ダクト内の気体が
周囲に向かって漏れるわけだから、
気をつける必要がある事態もあり得る。



ま、そういうことはそういうことで、
今日はダクトの姿を愛でるだけで良しとしようじゃないか。
(「ぴっかぴっかのダクト」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月19日

制気口ボックス、だよね?

天井を解体したら出てきた、それ。


とても不思議な形をしている。


22011901.JPG


ずいぶんと大きな(高さはそんなに無いが)ボックスなのだけれども
制気口がボックスの範囲とずれてしまったのか。



もう、ボックスつけちゃったし、
ダクト繋いじゃったし、
今更天井仕上げの目地に合わせろって
無理無理。

え?
どうしてもやれって?

はい、はい。
なんて勝手な要求を……。


繋がってりゃいいんでしょ、繋がってりゃ。

排気ダクトだし、それほど酷いことにゃならんでしょ。



そんなやり取りが、あったのか無かったのか。


その経緯を知る人物は、ご健在か否か。


これに携わったダクト屋さんは
その後この件をどのように咀嚼消化されたのかどうか。


なかなか、興味は尽きない。



22011902.JPG



こういうのがあるから、
天井内はワンダーランド。


愉しからんや。
(「制気口ボックス、だよね?」おわり)
posted by けろ at 13:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月18日

石油暖房機の裏側

灯油焚きの、FF式暖房機である。


22011801.JPG


温風タイプじゃなくって、
輻射タイプのやつ。


ちいちゃな温度センサーを上方に伸ばしてあって、
まがりなりにも自動制御されているやつ。


上方に外気取入口があって、
生外気を多少なりとも暖めてやる効果も
若干期待できる。



ちょっと、裏側を覗いてみよう。


22011802.JPG


おお、コロナの製品だ。

世界中で名を知られることとなった名称だけれども、
とんだとばっちりを受け続けているものだ。

でも、頑張っているんだ。



さて、部屋の隅っこにナナメに設置されているから
こういう感じの納まりになる。


すぐ外壁だから、給排気トップと灯油管とが
壁を貫通してきている。


ホコリやゴミが溜まりやすかったりするから
時々清掃したほうがよい。

ここでは、しっかり行き届いているようだった。
すばらしい。



横に視線を向けると、
そこにはでっかい灯油タンクがあった。


22011803.JPG


おお、窓の外すぐにあるタンク。



危険物貯蔵タンクなので、
所轄消防によっては開口部からの離れ寸法を
規定しているところがあるので注意が必要だ。

新築の確認申請の際に、
消防同意を受ける前提だったりするから。



ただ、後付けの場合には
消防の目は届かないから
知らずに設置してしまう場合も無いわけじゃない。


そんな時には、防火上の対策を
考えておいたほうが良いだろう。
(「石油暖房機の裏側」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月17日

時が経てば古びるのだ

雨ノ日モ、風ノ日モ、
キミハ其処ニ立チ続ケテ居ルンダネ。


猛暑ノ日ニモ、大雪ノ夜ニモ、
只管、己ガ働キニ全力ヲ尽クシテ居ルンダネ。



読みにくいね。慣れてないから。
だからフツーに書くことにする。



屋上に設置された、室外機たち。


22011701.JPG


置かれて久しいと思しきこれらは、
歳相応に古びてくたびれているようだ。



課題もすっかり色褪せているし
鉄部はしっかり錆びている。


ところどころ新しく取り替えられ、
ところどころ古びたまま据え置かれ、
まあとにかく全体として経年感を漂わせているのだ。



スリムダクトのフレキ部分は、
構造的に耐候性が劣るのだろうか。


22011702.JPG


角の曲がった部分から朽ち初めている。

本体据付のボルトナットの錆びっぷりも
堂に入っている。



少し離れた場所で、コケてた。


22011703.JPG


ちゃんと表現すれば「苔むしていた」ということだけれど
しっかりコケてるね。

少しずつ溜まっていった砂や土に苔の胞子が生着したか
無性芽が飛んできて育ったか、
そしてそれがここまで増え広がるには
一体どれだけの年月、放置され見て見ぬ振りをされてきたことか。



電線管の支持モノが、少々滑稽。


22011704.JPG


風で倒れてしまわないかという感じの
ちっちゃなコンクリート束石と、ダクターを並べてあって。
しかも、コンクリートは崩壊しつつある。

これも、だいぶ永いこと構ってもらってない感じだ。
あとどのくらい、もつかな。

ひと冬、越せるかな?



ヒトでもモノでも、
時が経てば古びるのだ。


それを放置しておいても、
あまり良いことはない。

コストがかかるから、ついつい放置されがちだけれども
カネが無いなら無いなりに、
ちょっとは構ってやったほうが良いんだけれどね。

どうだろう? ちょっとだけでも、面倒見てあげない?
(「時が経てば古びるのだ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月16日

キミはボクのファンなんだ?

キミは、ボクのものじゃない。
だから、あんまり勝手なことを言ってはいけない。


それは、わかっちゃいるんだよ。
モノゴト、弁えなくちゃいけないんだ。


それでもね、敢えて、言おうじゃないか。

「キミは、ボクのファンなんだ」と。


22011601.JPG


「ワタシはアナタのモノじゃない」


うん、わかってる、わかってる。

そうさ。法的に、ちゃんとキミの所有者は居るんだ。

でもね、法律は心の中までは縛ることはできないんだ。
この気持ち、ボクとキミとだけの場だったなら、
口にさえ出さずに、密かに心のうちで思うだけなのだったら
それほど人倫に悖ることでもない、よね?


美しいよ。その輝く鋼板のボディ。


これっぽっちも錆びたりしてないじゃないか。
出荷されたばかりのようなその肌が
ボクの目を引くんだ。


正面から、柔らかなキャンバスダクトが伸びて
しっかりしたスパイラルダクトのレジューサーに繋げられている。

そのフォルム、なんて魅力的なんだ。



22011602.JPG


そのダクトの先には、
赤と黒の表示も麗しく、
風量調節ダンパーが、
そのハンドルを下に向けて取り付けられている。

すぐ脇を、吊って支えてある。


国産の製品のはずだけど、
表示は英語なんだね。


むか〜し昔、日本語を廃止して
公用語を英語にしようなんていう意見もあったそうだから
その名残かな。

いや、そこまで古いもんじゃないね。



その先は、ずいぶん複雑だ。


22011603.JPG


エルボとか、あんまり好まれないのかな。

ダクト直付けとボックスとが多用されている。

まあそれは、キミのせいじゃない。
ダクト屋さんの都合なんだから。


それにしたって、亜鉛メッキの結晶がキレイだね。

ファンであるキミの前途を、祝福しているようだよ。


22011604.JPG


曲がる部分は、フレキダクトか。

まあそれがトレンドだよね。
90度・45度のエルボと直管スパイラルだけでつなぐなんて
大昔の考え方だよね。

圧力損失計算上は、テキトーだけどね。



VVFが途中で剥けて、さてどこの何に繋がっているのやら。



きょうボクは、
キミの所在と、周りとの関係性が知りたかったんだ。


そうか。


こういう環境に存在していたんだね。


よくわかったよ。



ボクのファンにはなりたくないって?



そうだね。ボクの家には、
キミは器が大きすぎるよね。


キミの吐息は、
ボクの家には激しすぎるよね。


いや、最初っからキミを狙っていたわけじゃないんだよ?


キミのことを、少し詳しく知りたかっただけ。

ボクの興味はそこまでだよ。



所有欲も、独占欲も、そんなのはないんだから
気にしなくていいよ。



今日はありがとうね。

急に、明るくしてゴメンね。
眩しかったでしょ?


天井内にしては、妙に埃っぽいなと思ったけど、
まあそういう所だってあるよね。



さて、目的は達したから、
もうおいとましようか。

もう、キミに逢うことも無いかな。


もしも縁があったなら、
またこの天井点検口を開けて
キミに逢いに来る可能性も、ゼロじゃない。



でも、ずっと先の未来に
ボクがここに来たとして、
キミがまだそこに居るとも限らない。



一期一会。

世の中、そういうものなんだ。



それじゃ、ね。サヨナラ。
(「キミはボクのファンなんだ?」おわり)
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2022年01月15日

時代感が溢れている

昭和は遥かに過ぎて平成、令和と元号が変わり
建物は建て変わり、あらゆる設備は古びていく。


そんな中、昭和の面影を色濃く残す建物と
それに付随する数々の設備が愛おしい。



10年古いものは、遅れてる。

20年古いと、古臭い。

30年古いと、ボロボロ。

40年古いと、一周回って新鮮。


……なんて、誰かが言ったか言わないか。
時代ごとの流行ってものがあるのだけれど
何事でも突き抜けて古ければ、
むしろ価値あるモノとして取り扱われよう。



たとい不注意で割ってしまっただけの食器であったとしても
2000年を経て出てきたものは立派な遺跡の出土品である。



さて、縄文時代まで遡るようなスケールではないのだが
こういう建物を見ると、なんか嬉しい。


22011501.JPG


ああ、この時代感。

そして、それに負けない設備たち。

一部新しくなっている部分が混在していたりして
それがまたカワイイ。



今にも壊れそうな、
いやむしろ、もうとっくに壊れてない? 的な、
古びに古びた設備たちが、愛おしく見えてこないだろうか?



側面にも、いろいろと取り付けられている。


22011502.JPG


それらのすべてが、時代感に溢れ、カワイく、愛おしい。



この建物も、たぶん背面側面を見ているからそう思うのであって
正面の表通り側はきっと、キレイに塗られていて
時代感はそれほど感じないのではあるまいか。



ま、ニンゲンも同じで、
古びてきてもオモテはそれなりに取り繕うものだ。
見えないところや中身は、年齢相応にくたびれてきていたとしても。



奥に見えるビルなんか、もうさっき建ったばかりのように
見えてこないだろうか。
超近代的な感じに。


いやでも、あれもそれほど新しくないはずだ、確か。


古代エジプト展などで、3千年前とか4千年前とかのモノをたくさん見た後で
奈良とか鎌倉とかの時代の事物を見ると
ずいぶん新しく見えてしまったりする、アレだ。
錯覚の一種なんだ。



地震国だし、他の自然災害も多いし、
日本では古い建物がそのまま残されて利用されることも
多くはない。

けど、まあ、何でもそうなのだ。
日々流転、諸行無常、どんどんと変わっていくのだ。


その一瞬一瞬を切り取って、
今を生きているのだ。われわれは。
(「時代感が溢れている」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月14日

あとからサイディングしたから

本日で、2500記事目である。

だから何だということなのだが、
一応ひとつのキリ番、節目ではある。

ただ、それだけなのである。



さて、住宅の外壁に
こんなものを見つけた。


22011401.JPG


プロパンボンベ庫があって、
ガス配管がしてあって。



そのガスの配管が、
建物外壁のサイディングに
がっつり埋まっている。



これって、ガス管があるまんまで
無理やりサイディングを張ったってことだよね?



ガス管を一度外してやりかえるほうが
面倒くさくないんじゃなかったろうか?



これじゃ、配管更新もままならないし
ビタビタにつけてしまったサイディングとの隙間に
雨水が入ったりして余計に錆びやすくなってしまわないかい?



職種が違うと守備範囲外になるから
自分の手で可能な範囲だけ無理に仕上げる。



ま、致し方ない面もあるかな。


でもできるなら、
他の手を借りてでも
ちゃんとやりたかったんじゃないかな。
(「あとからサイディングしたから」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月13日

そこにあると邪魔だから

一般的にはあまり普段気にすることが多くないはずだけれど
天井の所々には点検口が存在する。


もちろん趣味でつけているわけじゃなくって
必要性があるからつけてあるのだ。



たいていは、天井内に据えてある設備関係のメンテ用だ。



「点検」という名がついているけれども
ただ見るだけの「点検」ではない。

目視点検以外にも
部品を取り出したり取り替えたり
フィルターなどを清掃したり
電流値を測ったり
いろいろやることはあるのだ。



だから、点検口の部分には
人間の上半身が入るくらいの空間は確保しておきたい。


点検口を開けてみたら、
配管やらケーブルやらで塞がれていたり
いろんな吊りモノが乱舞していたら困るのだ。



とある現場で、全熱交換ユニットが吊ってあって
接続ダクトも施工されている状態。


国土交通省用語の「全熱交換ユニット」であるが、
一般的には三菱電機の商品名である「ロスナイ」が
一般名詞化して使用されることも多い。

けど、ここではダイキン製の「ベンティエール」が
設置されていた。


製品として売られている以上、
それなりに流通しているはずなのだけれど
ワタクシはあまり見たことがなかったので
一種の眼福と言えるかもしれない。



さて、上のデッキプレートに、何か書いてある。


22011301.JPG


「点検スペース 全ネジ禁止」


おお、なるほど。わかりやすい。


ここに全ネジボルトを取り付けられると
本体の全熱交換素子を取り出して清掃したり
フィルターを交換したりすることができなくなる。


このように表示しておけば
事情を知らない誰かがうっかり取り付けてしまった
なんていう事態を避けることができそう。



ちょうどこの下に天井点検口ができると
なお良いのだけれど、
さて、どうなることか。

天井を貼ってからのお楽しみ。



基本的に、天井伏図の総合図を描いて
そのあたりの取り合いをやるので
だいたいは大丈夫なんだけど
たまに、ね。
(「そこにあると邪魔だから」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(2) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月12日

きょうのSK

掃除用流し。

「SK(エスケー)」と呼ばれる。


トイレとか掃除用具入れとか、
水回りに設けられて
掃除なんかに使われる器具である。



オモテに出ている便器などと違って
ブース内に隠れていることが多いので
あまり目にしないかもしれない。


たまに露出でついている古いトイレがあったりするけど。



きょうは、ちょっとこのSKを眺めてみよう。


22011201.JPG


給湯栓は、改修されている。

元々は給水栓と同じく
ライニング内に配管された給湯管に接続されていたのだけれども
給湯管が劣化してきたからかどうだか、
給湯のみやり直した感じだろうか。



給水栓のような普通のハンドルではなくて
レバーハンドルにしてある。

このほうが使いやすかったのであろう。



水栓の先端には、短いホースも捩じ込んである。
水ハネがきつかったのかどうか。


元の給湯管の端部は
化粧プラグで塞いである。



ちょっと下の方も見てみよう。


22011202.JPG


給湯管を床下でやり変えて、
床面から生やして、
左側に振ってから立ち上げてある。

なかなか狭いところに苦労して配管し、
保温材と外装仕上げを施してある。


タオル、雑巾、モップの頭、バケツ、洗面器、洗剤その他。

限られたスペースに、所狭しと並べられているのである。
それがSKの宿命。


配管用として必要なのだが、
ライニングは物置台としても活躍できている。
副次的な効能である。



別のSKも、見てみる。


22011203.JPG


やはり同じように給湯管のみやり替えてある。
ホースが取り付けてあるのも同様だ。
給湯管が床から生えているのも一緒。

ただし、この給湯栓はレバーハンドルにはしてない。
その違いは、なんだろう。



もうひとつ、違いがあった。


22011204.JPG


ここ、旧給湯栓の穴が、そのままだ。

別の端部も切り離してあるから、
問題無いと言えば問題ないのかもしれないけれど
中で虫とか増えてもイヤだなぁ。


ご丁寧にプラグを付けなくても良いから
パテでくらいは埋めておきたいものだなぁ。


22011205.JPG


そう思いませんか?



ここのSKには、ライニングがない。

だから、いろいろな小物をちょいと置いておく場所がない。
そういう意味でも、ライニングはあったらいいかなぁ。

でも配管更新などの際には結局こういう感じになるから
(ライニングごとやりかえるのは不経済だ)
いっそ無くて良いのかもしれない。
別途棚でも取り付けておけば
小物置場にも困るまい。



というわけで、きょうのSKでした。
(「きょうのSK」おわり)
posted by けろ at 10:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする