2021年12月05日

たまには掘ってあげても

散水栓ボックスを、開けてみた。


仕事ですよ? 仕事。

いくらワタクシだって、
何の脈絡もなしに他所様の散水栓ボックスを
無闇矢鱈に開けて回ったりはしません。



ずいぶんと長らく使用されていなかったようで、
こんな有様になっていたのである。



21120501.JPG



もっと底は深いはずなのに
カランのハンドルも埋まりそうな勢いで
土? 泥? 葉っぱまで入り込んでいる。


何かの生物による繊維状の放出物が
湿気で輝いている……。



一応、飲料水とおんなじ給水管に接続されているのだ。



水栓のコマで止水されているとは言え、
あんまり衛生的じゃあないんじゃないかな。



ほんとうに、ごくたまにでいいから
掘り出してあげても、バチはあたらない。


1年に1回、なんて贅沢なことは言わないからさ、
5年に1回くらいは、掘ってあげてもいいんじゃないかな。



もっとも、まだこうやって見つかるだけマシなのかもしれない。



もはや地中に埋まってしまって
その所在さえわからなくなってしまった散水栓ボックスも
あるやもしれぬのだ。



完成図に描いてある散水栓が、
埋没して行方不明になっているものなのか
単に実際の工事では取り付けなかっただけなのか
もはや誰にもわからないことになっている例は、
気づかれていないだけで、
多々あるんじゃないだろうか。


そうではないことを願うのだけれど。



上の散水栓ボックスも、
あと5年くらい放置していたら、
行方知れずになっているのかも。
(「たまには掘ってあげても」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする