2021年10月17日

洋式便器化したのだ

トイレブースの中に、
便器が斜めに取り付けられている。


そして、給水管とフラッシュバルブが
特徴的なつながりになっている。


21101701.JPG


元々和風便器ブースだったところを
なんとか洋式化しようと
苦心した跡なのであろうか。



既設の和風便器の向きによって
給水管取り出し位置が逆パターンになっているところもあった。


21101702.JPG


給水管を床から350mmほど立ち上げてから横引きしているのには
何か深い理由があるのだろうか。


もうちょっと床ころがしに近い低い位置で横引きすると、
踏む人が出てくるからだろうか。


それとも、保温材の施工しやすさを考慮したものだろうか。


もしくは、設置可能なフラッシュバルブの寸法に合わせてみたのか。



新築のトイレではたいそうキレイに納まっているものだけれども
部分改修されたトイレではさまざまな工夫が、
あるいは苦心が満ちていて
味があるものだ。



そんなに気にすることはないのだ。



誰も気付きゃしないのだ。



一瞬違和感を持ったとしても、
そのうち慣れてしまうものなのだ。



なんていう言い訳も、できなくもないのだ。



壁給水パターンもあった。


21101703.JPG


便器の前出の少ないコンパクトなものならば
斜めに付けなくてもなんとか納まった感じ?



改修トイレは、見どころ満載なのだ。
(「洋式便器化したのだ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする