2021年10月07日

元々は陶器に取り付けていたんだろうけど

掃除用流しを、時々見かける。


トイレブースの中に隠されていることもあるし、
剥き出しで設けられていることもある。


陶器自体には、そんなにバリエーションはないが、
水栓の付き方はいろいろだったりする。


21100701.JPG


水だけを供給する流しもあるけれど、
ここでは湯と水とが使えるようになっていた。



元々は、陶器に水栓が取り付けられていたのを
配管更新に伴って壁付にしたような感じだろうか。


元の水栓接続部には、化粧プラグが取り付けられている。


掃除具置き場としてのブースが無いから、
モップやバケツや雑巾が
そのまま周囲に並べられている。



見た目を気にせず、機能を重視するならば
これはこれで良かろう。



21100702.JPG


この掃除用流しも、上のやつと同様だ。

掃除用流しは、略してSK(エスケー)と呼ばれる。


って、何を略したらSKとなるのやら、ようわからん。
流しを意味するシンクをSKと表記するのが
いつの間にやら掃除用流し限定で呼ばれるようになったと
書いてあるやつもあるけれど、
ホントかどうだかわからん。


けど、エスケーと呼び慣わされているから仕方がない。



上のやつ、裏がPSなんだろう。点検口の扉がついている。
が、このサイズだと、小型の人間しか出入りできまい。

ちょっと体格の良い方だと、辛い、いや無理だろう。
遠慮せずに大きなの付けとけば良かったのにぃ。



この水栓、湯と水とが出せるんだけど、
湯は60℃、水は15℃くらい?


バケツで混ぜるならともかく、
直接触るには、湯は熱すぎる。



だからなのか、


21100703.JPG


混合水栓を取り付けてあるところもあった。



シングルレバータイプなので、
ウォーターハンマー防止措置がどこかにあると良い。
ミニサイズの膨張タンクのようなものだ。


そして、スパウト(吐水口)の長さは
部材としてはいろいろあるので、
流しのサイズに適したものを選ぶと良い。


テキトーに発注すると、あとで交換する羽目になるから、
手間もかかるし費用も無駄になる。

流しを建築工事で作る時なんか、
たまにうっかりしちゃうんだけど。
(すいません)
(「元々は陶器に取り付けていたんだろうけど」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする