2021年09月10日

でっかい紙巻器

ある程度の人数が利用する施設では
トイレのペーパーも普通サイズじゃなかったりする。


すぐに補充しなくちゃならなくなるし、
予備ロールを置いておいたら、
持って帰ってしまう不届き者も居ないわけじゃないし。



盗難防止形の予備ロールを収納できる紙巻器もあるけれど、
大型ロールを取り付けるタイプもある。


21091001.JPG


こんなやつ。



使いやすいかというと、
どうかな。


普通のサイズの、ワンハンドカットタイプのやつのほうが
やっぱり使いやすい気がする。
(「でっかい紙巻器」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月09日

オロロンラインの海と陽と山

日本列島ではあまり平坦な地が広くないために
海からすぐ山になる地が多い。


オロロンライン、北海道西岸の地もまた
そんなところの一つである。



日本海があって、国道があって、山がある。


21090901.JPG


かつては国鉄羽幌線が
国道と並行し、あるいは少々離れつつ伸びていたけれど
廃線後久しく経過した現在は
その名残であるトンネルや橋脚がところどころに残されているのみである。


海岸段丘的な構造であろうか。


21090902.JPG


この山に上がれば大抵の津波は避けられるということで
国道から山に上るための鋼製階段がところどころ設けられていたりする。



ここからは、朝日は見られない。

朝だいぶたってから、太陽が山の端から顔を出す。



夕日は、晴れてさえいれば
すごく良く見える。


21090903.JPG


じっと眺めていると、
地球の自転の速度を感じることができる。

意外に早いものなのだ。


一日一日の時の貴重さを、何となく感じられるかもしれない。



生憎、曇ってきた。


それでも朱に染まる西の空と海が
美しく輝く様子はわかった。


21090904.JPG


大型車も含めて、車両が結構走っているのだけれど、
バイクでのツーリングを楽しむ人々も見かける。


真っ黒に日焼けした青年が、壮年が、
たくさんの荷をくくりつけた自転車を駆っている様子も
結構見かける。


ものすごい移動距離になるので
それなりにしっかり計画を立てて回っているのであろう。


ごくたまに、でっかいザックを背負った人が
徒歩で移動しているのも見かける。


すごいね。


一体、今日は何km歩いたんだろう。

全行程で、何km歩こうとしているんだろう。



でもここを歩いていれば、
北海道の海を、空を、空気を、
そしてオロロンラインから日本海へ沈む夕日を、
全身で体感することができよう。



とても贅沢な時間であろう。


相当な体力も要することだろうけれども。
(「オロロンラインの海と陽と山」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月08日

夕刻のしょさんべつ

「初山別(しょさんべつ)村」という村がある。


北海道の少し北の方の日本海側にある自治体である。



日本海を望む展望を眺められる施設が造られている。


21090801.JPG


花畑も整備されていて、美しいところである。



ここには、天文台がある。


マンホールの蓋にもデザインされている。


21090802.JPG


夜ここに来たら、
このような星の溢れる夜空が見られるだろうか。



しょさんべつ天文台は
こじんまりとした、趣のある施設だ。


21090803.JPG



その脇には、灯台が据えられている。


21090804.JPG


そろそろ、日暮れだ。



「みさき台公園」が造成されていて、
キャンプ場や、コテージサイトも設けられている。


21090805.JPG



北海道の西海岸では
日本海に沈む夕日を臨むことができる。


水面から昇る日の出を見るのも、
水平線に沈む夕日を眺めるのも
それぞれに趣があるものだ。


21090806.JPG

それぞれを楽しもうとすると、
北海道ではかなりの距離を移動する必要があるかもしれない。



渡島半島の東西両岸、
襟裳岬付近の東西、
宗谷付近の東西、
知床半島の東西、
そのあたりであれば、比較的容易かも。



初山別と標津、なんていうと
ものすごい距離を移動しなくてはならないけれど。
(「夕刻のしょさんべつ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月07日

室外機の色合いをどうする

エアコンの室外機には、
アイボリーしかない、と思っている人はいるまい。


けれども、特にその色について問うこともなく
標準色のまま据えられることも少なくあるまい。



それでも、たまに外装の色を考慮したものが
選ばれているのを見ることがある。


21090701.JPG


カネさえ出せば、かなりいろんな色のリクエストに
応じてもらえるようだけれど、
標準価格のままでとなるとあまり選択肢は多くはない。


外壁と全く同じ色にする必要性が無いのなら
ちょっと濃い目の色くらいを選んでおくと
あまり目立たなくなるのではないだろうか。



何が何でも隠したかったのか、
過剰に鉄板で覆ってしまったものもあった。


21090702.JPG


これじゃ、冷暖房の効率は著しく減じてしまうだろう。



ここまでして室外機や換気ガラリを(ご丁寧に丸木を貼ってまで)隠すなら
銀色の換気フードや白色の冷媒管も
何とかしたかったかなぁ。
(「室外機の色合いをどうする」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月06日

後付けのグリース阻集器

たぶん既設の建物を改修した、
調理か何かのスペース。


21090601.JPG


流し台、給排水管もすべて
床上の施工により設置されている。



流し台(作業台)からの排水は
グリース阻集器を通して、厨芥や油脂分を除去してから
排水系統へ送られるようになっている。


「グリース阻集器」と書いたが、
「グリーストラップ」と呼ばれることのほうが多い気がする。



このグリース阻集器、やはり既設建物に後付けで設けるため
薄型のものを床上に設置してあった。


21090602.JPG



何のコンセントか。


凍結防止? わからないけど。



蓋を開けてみようか。


21090603.JPG


手前に、かご。

ここでゴミを取ってから
排水を右側の槽へ流す。



油脂分は軽いから浮くので
この先は少し水面の下から
排水されるようになっている。


どうせなら、右側の蓋も外した状態で
撮るんだった……。



新築物件であれば、
これはスラブに埋め込まれ、
もしくはスラブを貫通して設置される。


開口補強とか区画貫通処理とか
相応の処置が必要なことは言うまでもない。



既設のスラブにこれだけの開口を開けてしまうのは
なかなか厳しいから、
後付けならば、こういう据え方もよかろう。
(「後付けのグリース阻集器」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月05日

金浦原生花園

オロロンラインを走っていると、
ほんとうに目立たないのだけれど、
遠別町の何もない国道沿いに
金浦原生花園 なる場所があるのに気づく。


海岸に沿って延々と伸びる国道で
大型車両も含めて流れが早い。


だから、気づいても一瞬で通り過ぎてしまう、
そんなところ。



21090501.JPG

そうだ、あったんだ。


と気づいて、ちょっと寄ってみることにした。



ただ小さな駐車スペースがあるだけで、
トイレも何もないところ。


停まっている車を見かけることは、あまりなさそう。



木道が造ってあって、
ここで見られる植物についての説明板があった。


21090502.JPG


それほど色褪せていないところを見ると、
比較的最近設置(または更新)されたものか。



木道は、こんな感じ。


21090503.JPG


海岸近くで、砂地なのか、湿地なのか、
一面の笹に覆われていて地面の様子はわからない。



時期的に、少し早かったか。

花はまだ、そんなに咲いていなかったが、
それでもちらほら見ることができた。


21090504.JPG



陸側の向こうは、牧草地である。


21090505.JPG


15分ほど居たが、
当然なのか、誰も寄る様子は無かった。


この国道(オロロンライン)には、
それなりに交通量があるのだが、
皆高速で通過していくばかりである。



波の音と、鳥の囀りと、
車両の通過音だけがある、
時間の流れがそこだけゆったりした
そんな原生花園。
(「金浦原生花園」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月04日

札幌ドームはどうなる

アーティストによる全国ドームツアーなどの会場の一つに
札幌ドーム がある。


文字通り、札幌にあるドーム型の施設である。



元々は、FIFAワールドカップ2002大会の誘致のために建設された
野球場としてもサッカー場としても使用できる競技場、という施設だという。


ワールドカップの会場では天然芝であることが必要だが、
ドームで覆ってしまっては芝が育たない。

しかし寒冷地ゆえドーム状に覆うのが望ましい。

その両方を満たすために、開閉式のドームとするのではなくて
芝面を出し入れする方法を考案したということなのだ。

そんな施設。



ホバリングサッカーステージ が、ドーム部とオープンアリーナとを行き来する。

観客席も、野球モードとサッカーモードで移動させることができる造りになっている。



現在は、野球では北海道日本ハムファイターズの本拠地として、
サッカーでは北海道コンサドーレ札幌の本拠地(厚別公園競技場と併用)として
利用されている。



コロナ下にあって、入場者制限のある中、訪れてみた。


21090401.JPG


座席は全席指定で、一つおきに座るようになっていた。



中央右上にある小さな楕円の窓は、展望台である。
そこに昇降するためのエスカレーターが、空中に吊られている。
展望台は反対方向にも伸びていて、
ドームの屋根を突き抜け、市街を見渡せるようになっている。

なかなか斬新な造りである。


21090402.JPG


外野後方には大型ビジョンがあって、
当初建設時から何度かの更新を経て
現在はかなり大型・高画質のものとなっているという。


21090403.JPG


ビジョンの下部には「ニッタン」「能美防災」と
防災メーカーの社名が大きく記されていた。


システムをこの球場に納入したから、
広告費とともに掲出を強いられたのかどうか、それはわからない。



だいぶ前で、コロナの状況もずっと軽かった時期であったけれど
1つ飛ばしの座席では4万人の座席のうち、
このくらいしか入るまい。


21090404.JPG



ドームの通路に、こんな大きな展示が据えてあった。


21090405.JPG


2023年に、球団が北広島市にオープンする予定の
新球場の案内である。



北海道ボールパーク と銘打って、現在建設中である。



札幌ドームの所有者である札幌市と日本ハム球団とのいろいろな軋轢があって
結局球団が飛び出して自前の球場を建設してしまう結果となった由、
報道されているようだ。



となると、現在の札幌ドームはどうなってしまうのだろう。


サッカーの試合は、そんなにたくさんあるわけではない。
はっきり言って、野球で成り立っていたようなものだ。

その球団が出ていってしまうと、採算がとれるわけがなさそうで。


維持費や修繕費は毎年かかるし、古くなればなるほど修繕費が増えていく方向になる。


コロナが収まったとしても、アーティストのドームツアーが
球団並みに利用することはあるまいし、
収入の見通しが全く立たないのではなかろうか。


どうなってしまうのかな。このドーム。
500億ほどかけて建てたはずなんだけど。



ドームの外に立っていた、謎のオブジェ。


21090406.JPG


ブレーメンの音楽隊的な。


こういうものも、一体どうなる?



オリパラ後の、国立競技場をはじめとした各競技施設にも言えることなんだろうけど。


でっかい箱モノに、あんまり経済的な夢を見すぎないほうがいいんじゃないかな。
(「札幌ドームはどうなる」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月03日

基礎、造ってる

道を歩いていると、建設現場に出くわすことがある。


誰かが一所懸命に作業中だったりすると、
撮るのも憚られるのだけれども
昼休み中だったり養生中だったりして
誰も現場に居ないこともある。


そんな時、敷地に入らないで歩道から撮る分には
問題ないよね。



21090301.JPG


布基礎の底盤を打ち終わって、基礎立ち上がりの型枠を組む前。


設備設計が関わるようなある程度の規模の建物と比べると
ずいぶんこじんまりした基礎に見えるけれども
住宅を見慣れないのだから仕方がない。


ちょっとズームすると、
紙スリーブが多数セットされている。


21090302.JPG


補強筋の入った太めのやつは、
排水管なんだろうなぁ。



十数年、あるいは数十年したら、
配管類の改修や更新もあるだろう。

だとしたら、予備スリーブも入れておくべきなんじゃないかと
いつも思うのだけれど、
このうちのどれかは予備なんだろうか。


それとも、必要な分だけしか入れていないのだろうか。


住宅の現場に関わることがまず無いから、
わかんないや。
(「基礎、造ってる」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月02日

ドラえもん展にて観想する

藤子・F・不二雄氏の国民的漫画、
もはや古典と称して良い部類の「ドラえもん」。


今や、美術館に展示されるような存在となった。



というわけで、美術展である「THE ドラえもん展」を見てきた。



じつは、藤子・F・不二雄氏による作品の展示ではない。

ドラえもん誕生50周年を機に、国内外のアーティストに
「あなたのドラえもんをつくってください」と委嘱して制作された
作品群の展覧会なのである。



撮影禁止のものもあるのだけれど、「SNS等で拡散してね」というものも多く
それゆえここで一部ご紹介しておきたいと思うのだ。
もちろん、撮影可のものだけである。
(なお、作者名については敬称略とさせていただく)


入り口に、特大の絵。


21090201.JPG


画風でわかるだろうか。村上隆の作品である。


写真では大きさがわかりにくいけれども
壁一面を占めるサイズとなっている。


21090202.JPG


ついでに天井の設備も撮ってみる。

こうして見ると、画の大きさが少しわかるだろうか。

美術館に元々設置されている照明と、
展示のために増設した照明とが混在しているように見える。


そう。美術館に於いては、
作品を照らすための照明も重要な要素の一つであって、
施設としてのものの他に、展示ごとに設営する電気工事も発生するのだ。


その際に、非常照明を阻害したり、
火報の感知器を塞いだり、
スプリンクラヘッドを埋めてしまったりしてはいけない。



立体物に光を当てて、その陰を鑑賞するタイプの作品。


21090203.JPG



このメカメカしい? 細胞っぽい? 背中、どう?
西尾康之の作品。


21090204.JPG



こういう立体モノがあるかと思えば、
写真家 梅佳代による、こんな作品も掲げてあった。


21090205.JPG


おじいちゃんが、ドラえもんを被って日常を送っている。


えてして芸術とは、凡人や素養の無い者にとっては
理解不能なものだったりする。

が、そんなワタクシであったとしても、
何かを感じ、何かを受けているに違いない。そう思うしかない。



森村泰昌、コイケジュンコによる作品。


21090206.JPG


いろんな作品に、マンガの一場面や映画の一カットのオマージュが
散りばめられているようだ。

詳しい方なら、一つ一つにその出典を見いだせよう。



この衣装は、マンガのページで出来ている。
ドレスの下の方に、辛うじてコマ割りが見てとれる。


21090207.JPG


なぜこれを作りたかったのか、
どうしてこう作りたかったのか、
訊くのは野暮ってもんなんだろう。


マネキンに着せて展示してあるだけじゃないんだ。

作者自ら纏って撮った写真も掲出されているのだ。

わからんけど、なんかスゴイ。
感受性が悪くて、申し訳なく思う。



おお、レンブラント!

あなたもまた、ドラえもんの幻影に呑まれたのか。


21090208.JPG


画家 福田美蘭による。氏は、和風の画も描かれていて


21090209.JPG


どこかで見たことがないだろうか。こういう作風。

でも、ドラえもんなのだ。そういう展示なのだ。



21090210.JPG


坂本友由による、巨大なしずちゃん。

《僕らはいつごろ大人になるんだろう》という題がついている。

実際に床から天井まである、巨大な画である。

どの映画のどの場面か、わかる人にはわかるのだ。



動画撮影禁止だったので、静止画ではあるが
意味がわかるだろうか?


21090211.JPG


後藤映則による立体作品。

この立体に、上部から光を当てていくと
円光源が拡がるにつれてドラえもんのキャラクターたちが動く。

そんな作品である。

なんか、文章ではうまく表現できないや。



近藤智美によるドラえもん。


21090212.JPG


『ときどきりくつにあわないことするのが人間なのよ』



数多くの展示があって、すこぶる面白かった。

ワタクシ自身は美術的な素養は皆無であるけれど
多種多様な表現方法にもいたく感銘を受けた。


撮影不可であったが、
メディアアーティストのクワクボリョウタの作品など
とてもおもしろかった。



ドラえもん展については、過去の公式ページ などで
動画も含めて多数紹介されている。


世の中に、こんなにいろんな感性を持つ方々がいて、
こんなに様々な感じ方、表現の仕方があるんだと
リミッターが外れる感覚を得られるかもしれない。



鴻池朋子が雪山でドラえもん主題歌を絶唱する動画とか
もう、何が何だか。



だとすると、ワタクシがこうやって
わけのわからん(と一般の人々から、いや意匠屋さんからも評されるであろう)
「せつび」に関する雑多な興味をネット上で晒しているのも
一定の感性の方々には届くのかもしれない、
そういう可能性は残されているのかもしれないと
少〜し光明が見えてくる気もするのである。


ただの、気のせいかもしれないけれども。



小展示室に、記念撮影コーナー。


21090213.JPG


ノズルとドラえもんのコラボなのだ
(「ドラえもん展にて観想する」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月01日

煙突と屋根と

熱源を置く建物は、多い。

というか、冷熱源、温熱源と、大抵の建物には
熱源があるはずだ。



最近は空気熱源ヒートポンプ(いわゆるエアコン)が多いところではあるが
燃料を燃焼させるタイプの熱源もまた、多くある。



ちょっとした工房に、やはり燃焼系の熱源が据えてあるようだった。

ようだった、と言うのは、中に入って確かめたわけではないから。



でも、外観を見れば、さもありなん。


21090101.JPG


建物の脇に、鋼管煙突が立ててあるのだから
あるに違いないのだ。



煙突の下部に、灰出し口がある。

どうしても灰が溜まってきてしまうから
下から掃除できるように。



屋根は片流れなので、積もった雪が落ちてくる。

建物からの熱放射や日射によって、雪が溶かされ、
冷気で再凍結して、塊となって落ちてくることもある。

そんな時、煙突もろともなぎ倒してしまったら大変だ。



だから、屋根には「雪割り」が設けられている。



煙突の向こう側にある三角の突起が、それだ。



もうちょっと斜めから見たほうが、わかりやすいかな。


21090102.JPG



積雪寒冷地では、
煙突周囲にこんな雪割りがついている屋根を多く見かける。


行く機会があったら、
ぜひ観察してみていただきたい。


コロナが何とかならんと、
なかなか出歩けやしないけれど。



でもさ、旅行とかじゃぁなくって、
仕事上已むを得ない場合だって少なくないでしょ?


そんな時、せっかく行くなら
人が密な土産物屋や、
どんな宣言が出ようがそれなりに人が集まってしまう観光地ではなくて
人気(ひとけ)の少ないところを、建物を眺めながらぶらぶら歩いたら
いろんな「せつび」を発見できて、楽しいはずなのだ。
(「煙突と屋根と」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする