2021年08月29日

軒天の大きな換気口

建物内には空気が必要で、
その空気も「換気」ということで入れ換えが必要で、
そのためには室内と屋外とをつなぐための通路が必須である。



外壁に汎用品の換気フードをつけることもあるし、
製作モノのウェザーカバーにすることもあるし、
ガラリという形のものをつける場合もある。


ただ、これらは外壁面に取り付けられるものであるために
意匠上の影響があるし、
雨風が吹き込んでくる懸念も無いわけではない。



だから、もしも軒天井部分があるならば
その面を換気口として使うことができて
おトクに感じられることがあるかもしれない。



結構でっかい軒天換気口を見つけた。



21082901.JPG



厨房の換気か、外調機でも入っているか、
換気量が多いことがわかる。

100φや200φの丸ダクト程度じゃ
到底納まらない風量がここから入って、もしくは出ているに違いない。



でっかいけれども、
こうやって真下から見上げない限りは見えないから
大きい割に目立たない。

下を向いているから、雨風雪も入りにくい。


軒天があるならば、
有効に活用したいものである。
(「軒天の大きな換気口」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする