ちょいと洒落た門がある。
『優駿の門』という。
昭和の終わり頃に製作 された、なかなかに優雅な門である。
躍動する馬たちの様子が見事に造形されているのだが
少々高い位置にあるため、その細かな造りがやや見づらい。
船底に使う鉄板を切り出して製作したというのだから
結構大変な作業であったろう。
当日はあいにくの曇天であったのだが
青空に生える駿馬たちは、なかなかに美しいはずだ。
日高山脈をバックに、
あるいは太平洋を背にして
良い写真スポットとなることであろう。
結構遠い、というのが、
ネックになるのかもしれないけれど。
(「浦河町の優駿の門」おわり)