機器類がしっかり見られてなかなか良い。
ここにも、ひときわ立派なガスヒーポンの室外機が
鎮座していたのである。
ヤンマーの 塗装が、結構な自己主張をしている。
標準塗装がこのようになっているようで、
なかなか攻めているじゃぁないか。
そう。
設備機器も、このくらい攻めていったらいいんじゃないかと
思うんだ。
目立たないこと、気づかれないこと、自己主張をしないことばかり
追求しすぎていたんじゃないだろうか。
もちろんそういう役割のものがあっても良いのだけれど、
主張を持った機械だって、存在してもいいんじゃないかな。
基礎、架台、頭つなぎの金物、冷媒管用のカバーなどが
いい感じで配されている。
本体側面にも赤い塗装がちょこっとあって、
いいなぁ。
反対側の側面も見てみよう。
うん、こっちも良いね。
ゴミかごと並んでいるのが、ちょっと可哀想かな。
ガスヒートポンプエアコンなのだから、
ガスが供給されているわけで。
外壁の別面も見てみよう。
都市ガス供給地域のようで、
ここにガスメーターが並んでいる。
1つは暖房用に、1つは厨房用に。
低圧引込の屋外引込盤やら、
冷蔵庫用の室外機やら、
大きなプルボックスやら、
換気フードやら、
いろいろなものが取り付いている。
すぐ隣に建つ建物は
電気のヒートポンプエアコンのようで
ガスっぽさは全く見られない。
冷媒管カバーは外装色に寄せた白色にしてあるけれど
電線管やプルボックスや室外機架台は亜鉛メッキそのままで
そもそも裏側なのだから
意匠的にどうこう気にするような場所じゃない。
そういうことであろう。
この室外機たちは、目立たないことを目指しているようだけれど
ヤンマーのようなワンポイント塗装がつくようになっても
イイんじゃないだろうか。
冷媒管カバーも、
蛇柄とかヒョウ柄とか迷彩色とか
いろんなものがあったら楽しいのに。
楽しいだけで、採用されないし売れないしで、
作って売る方としては「市場性なし」なんだろうね。
(「ガスヒーポンがデンと」おわり)