建物外壁のすぐ脇に。
改修で、あとから付いたわけではないだろう。
見るからに、新築。
ホームページには、2017年完成、と書いてある。
壁埋め込み型の送水口 にすれば、
通路を多少なりとも狭くせずに済んだのではなかろうか。
そうしないで、敢えてスタンド型にした理由は何だろう?
決して、「敢えて」ではなかったのか?
じつは送水口が必要だということについて
統括設計者がまったく把握していなかった、とか?
消火設備の設計図には描いてあっただろうけれども
一級建築士や、設備設計一級建築士の記名押印がある図面であっても
そのあたりは気づかれていなかったんだろうか?
1階の躯体を打設し終わった段階で、
これが設置されることを認識したので
埋め込みにすることができなかった?
送水口が設置されて初めて「うおっ!? こんなん、ついたん?」って、
気づかれることとなった?
真相はわからないけれど、
いろんなストーリーを想像するのは
楽しい(時として、苦しい)かもしれない。
(「送水口、忘れてた?」おわり)