無いわけじゃないけれども、
車で通過してしまうことが多い気がする。
でもたまに歩いて渡る場合には
ちょいと橋桁の脇を見てみてはいかがであろうか。
そこに、何か配管は無いだろうか。
この橋の脇には、2本の配管が敷設されていた。
上の配管には、水道事業者名が記してあったから
水道管(配水管)に違いない。
下の管には何も表示がなかったのだけれども、
圧送の排水管か何かだろうか?
橋と地面との接続部分には、
長いカバーがかけてあって、
恐らくはフレキシブルジョイント的なものが
設けられているに違いない。
普段「建築設備」でお目にかかっているものとは
少々違うモノなんだろうけれども。
給排水以外に通るものと言ったら、
ガス管、電力ケーブル、電話線、光回線、CATVくらいであろうか。
いろんなモノ・信号の供給網が河川を渡る必要性がある場合には
このように通すか、鉄塔などにより上を渡すか、
河川の下に潜らせるかするしかない。
「無線」という方法も無いではないけれど。
さて、その橋には人や車や動物以外に、
一体何が渡っているだろうか。
(「橋を渡る配管たち」おわり)