2021年05月02日

東京リノベーションミュージアム

汐留にあるパナソニックのビルの1階に
東京リノベーションミュージアム がある。


新橋に行ったついでに、寄ってみた。



いろんなリノベーションに関わる展示があって
一般の消費者にも、建築関係者にも
見てわかりやすいものになっていたと思う。



きらびやかなリノベーション例があちこちに造られていて
たいそう美しい。


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ビルの造作と、リノベ例の造作とが一体となっているけれど
そのへんは見ても気にならないだろう、という判断か。

生活しながら、この状態を維持できる人は
限られているに違いない。



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テレワークの拡大に伴って、
自宅の一角をワークスペースにリノベしたい、
という需要も増えているのだろう。

面積確保が困難でも、やり方次第で工夫が可能、という様子を
様々な提案プランで示していた。


実際には、PC以外にさまざまな書類、筆記具等がどっさり置かれるはずなので
果たしてこんなにスッキリした状態で仕事ができるかどうか、は別。



飽くまでコンセプト展示だから、
実際にはなかなか採用しづらそうなものも
たいそうオシャレに造られている。


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玄関入ってすぐにガラス張りのトイレとバスって、
なかなかハードル高いじゃん!?


一人暮らしで、人も呼ばないんだったら可能かな。



パナソニックさんだから、
家電、エアコン、照明器具など
全部自社ブランドである。


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間違っても、三菱や日立や東芝の製品は
使われていないだろうなぁ。



廊下幅なんかは、図面で見るだけじゃよくわからないから
体感できるのは良いだろう。


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トイレも、オサレっ!


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リノベーションというと、
意匠的なことだけでは済まず、
断熱、空気、空調、配管、電力、通信など
建築環境に絡む事項が多くあるはず。


そんな説明が多くあったのが印象的であった。


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時代が、せつびに追いついてきた感じ?


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リノベに限らず、新築だって同様だけれど
せつび無しで成り立つ建築は、現代にはなかろう。

(四阿か犬小屋か、くらい?)



電気系は、これからも激しく変わり続けるだろうけれど
現状の説明は必要だろう。


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「配管もこうやってやりかえるんだよ」という説明が
実物展示されているのが気に入った。
商売柄、ね。


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この施設自体の「せつび」も、ところどころ見える。


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電材も全部自社手配なんだろうなぁ。


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スケルトンのビル内部に
さまざまな展示が造られているので、
本来壁についているような排煙操作ボタンは
操作しやすい位置に設けられていた。


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展示をなぎ倒して壁面まで行かないと操作できないんじゃ
困るからね。



この東京リノベーション、
おそらく時々手を入れて、内容が変わっているんだろう。


ネット上にもいろんな情報が氾濫しているけれど、
実物(といってもレプリカだけど)を見て、触れてみるのも
やっぱり情報収集手段の一つとして有効じゃないかな、と
思うのだ。



そうして、そんな中で「せつび」の存在と、
その役割とに気づいてもらえるとなんか嬉しい、

そんな設備業界のワタクシなのであった。
(「東京リノベーションミュージアム」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする