とってもとっても興味があったのだけれど、
あいにく中に入っている時間は無かった。
せめて、外観だけでも。
結構大きな造りである。
内部には、ショップ、観光協会、瀬戸蔵ミュージアム、ホールなどが
入っているらしい。
ああ、ミュージアム、残念。
何とか機会を得て、行ってみたいものだ。
それはともかく。
全面ぐるっと回れれば良かったけれど、
それも叶わなかったので、一側面のみ。
外装色に合わせた換気フードが並ぶ。
重塩害地区でなければ、
1個あたり2千円以下程度の費用なのだけれど、
「指定色塗装」にしていない建物も多い。
高いと見るか、妥当と見るか、
好みにもよるだろう。
フードの形も、丸形、深形、角形、防風板付など
いろいろある中で、誰かが決める。
意匠設計者だったり、設備設計者だったり、
役場担当者だったり、現場丸投げだったり。
ホールの類はこんな換気量では済まないから
どこかに大きなガラリでもあるのだろう。
前面の瀬戸川にかかる、瀬戸記念橋。
欄干がタイル貼りだし、
橋名も含めて、焼き物がふんだんに使われている。
橋に陶器が並べられているのって
あまり見たことがない。
時々入れ替えられるのか、
ずっと同じなのか。
直射日光を浴び続けて色合いが変化していくのも
「作品の表現のうち」なのかもしれない。
名鉄線で行ってみたいのだけれど、
そうなると小回りが効かないからなぁ。
仕事の「ついで」じゃなくって
観光目的で行ければいいんだけれど。
そして、気軽に観光できる
そういう日々が早く来ないかな。
駅前では、
瀬戸の「考える人」が
いろいろ考えている。
(「瀬戸蔵とか」おわり)