2021年04月15日

日高本線鳧舞の踏切跡

先日、2021年4月1日に鉄道事業が廃止された、
日高本線鵡川駅以南。


新ひだか町内で、その踏切跡を見た。


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列車が通らなくなってから数年経っているけれども
正式に廃止されたばかりだから、
施設関係はまだそのまま残されている。



ただし、確実に何も通らないのだから
線路部分にはコーンが置いてあって

「来ないよ」

と、遠慮がちに示している。


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鉄道は来ないし、
車もあんまり走っていないから
せっかくだから降りてみようか。



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いつも思うのだけれど、
「関係者」って、便利な単語だ。



やがて、鉄路は剥がされて売られ、
枕木も、ウッドデッキやガーデニングの材料として
重宝されるようになるのだろう。


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踏切名が、表示されている。


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読めます?


たぶん「けりまいわっさむべつせんふみきり」
なんだと思う。

「けり」なんて文字、
見たことないんだけれど。


なぜ、この字を充てたのだろう。



遮断器の足元。


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何でもかんでも錆びていて
侘しさが募るのだ。



何かの、鉄道装置。


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勾配屋根・扉付きの、
大きなプルボックス的な?

いや、電気系じゃないのかも。


鉄道施設は、さっぱりだ。
ほとんど何も知らない。



名前で検索してみたら、
なんと、 踏切専門の趣味ブログ が作られている。


踏切という踏切を踏破しようということなのだろう。

凄い、としか言いようがない。



こういうデータベースって、
趣味だからこそ出来るというものだ。


委託費なんかを払って、コンサルなんかに発注すると
幾らかかるかわかったものではない。


業務ゆえ、素早く、漏れなく、確実に調査できるから
網羅性・正確性という意味では良いのかもしれないけれど、
調べた結果「それで?」と言われちゃうから
高額な委託費を費やされることは無かろう。


報酬が発生しないという意味では「アマチュア」だけれども
こういう人々も「研究者」なんだと思う。

「探求者」と言うべきか。



ワタクシは、そこまでのエネルギーはないけれど
やっぱり「せつびの探求者」たらんとして、
日々過ごしているのである。


……ってのは大げさで、
単に、好きでやってるだけなんだが。

人はどう思うか知らないが、
楽しいんだもの。
(「日高本線鳧舞の踏切跡」おわり)
posted by けろ at 11:00| Comment(0) | 交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする