2021年04月08日

温水パネルヒーターの納まり方

ストーブや暖炉もいいけれど。

まあ味気ないといえば味気ないけれど、
エアコンだっていいんだけれど。



機械室で温水を作って、
ポンプで循環させて、
パネルヒーターで放熱するっていう、
温水暖房も、結構魅力的。



たとえば、カウンターの下に納めると
いい感じになる。


21040801.JPG



外壁・外窓側に放熱器を置けば
外皮負荷の処理には都合が良いのである。



21040802.JPG


椅子が置いてあるけれど
パネルがある分、脚を入れるにはちょっと邪魔かもしれない。


もうちょっと、パネルを外壁側に寄せて取り付けても
良かったのかもしれない。



でも、こういう納まりも、結構あったりする。


21040803.JPG


パネルの裏側の空間、
ただの空間に見えるけれども
床スラブの下には「梁」が存在していて
梁を縦に貫通させて配管を通すわけにはいかないから
こうなっちゃう。


パネルを壁付にするために、
柱脇にPSを設けたり、
温水の接続管をスラブ埋設にしたり、
床仕上げ面を1段上げて、床下空間に配管を通したり、
まあいろいろやれば出来るけれども
なにぶんコストも要することだから。



ここでは、こういう納まりで良しとした、
そういうことだったんだね。
(「温水パネルヒーターの納まり方」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする