2021年03月25日

とある釜場の大混雑

ピットの中に、「釜場」があるのはご存知?



コンクリート躯体から滲み出てくる水や
ちょっとした排水などを集めて溜めておくために、
それを排出するポンプを入れておくために、
ピットの一部分をさらに掘り下げた部分を設けるのだ。

「釜」は入れないけれど「釜場」と称されている。



とある建物の釜場。



21032501.JPG


水抜きの管からの排水、
水槽底部の排水、
水槽のオーバーフロー管、
機器からの排水などが
全部ここに注ぎ込まれている。



釜場を越えて、ピット内が水浸しになっていたら困るから
満水警報を出すための電極棒も刺さっている。



釜場内の排水をポンプアップするための
水中ポンプが1台。

それにつながる、ポンプアップ排水管。

ポンプに電源を供給するケーブルと
そのケーブルを電源盤からの線と接続するための
プルボックス。



結構ごちゃごちゃと、混雑している釜場なのであった。



「いやいや、こんなの序の口。空いてるほうだよ」



そういうご意見の方も、おられよう。

実際、もっと密な釜場も、あるだろう。



でも、せめてこのくらいに留めておきたいなぁ。
(「とある釜場の大混雑」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする