2021年02月13日

冷蔵倉庫を冷やすやつ

家庭用の冷蔵庫なんかよりもずっと大きな
冷蔵倉庫。



部屋全体が冷蔵庫なのだ。



壁も屋根も床も、
分厚い断熱材でぐるり覆われている
そんな部屋なのだ。



室内には、そこをガンガン冷やすための機械がついている。


21021301.JPG


エアコンの冷蔵倉庫版、っていう感じかな。



日立だったら「クーリングシステム」を名乗っているやつ。


製造社が日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社で、
販売者が日立グローバルライフソリューションズ株式会社で。



三菱とか東芝とかパナソニックとか日立とかダイキンとか、
各種製品を出している会社は
社名が結構変えられていくから、
なかなか面倒くさい。


社員の方々も、
そのたびに名刺が変わって大変かも。

あと、名前が長いし。



それはともかく、
冷蔵倉庫だ。



倉庫だから、
見た目はほとんどどーでも良い、という感じ。
機能が果たせれば、問題ない。

そんな作り。



冷媒管の貫通位置と、
ドレン管の伸ばす距離感が、
ちょーっと想定と違ったのかな。


21021302.JPG



フォークリフトなんかで
引っ掛けたりしなければ、
無問題。



もしも、もしも、
冷蔵倉庫や冷凍倉庫に入る機会があったら、
こんなやつがついていないかどうか
見てみて欲しい。



上の写真2枚は、
エアコンで言うところの室内機に相当するものだ。


よって、どこか屋外に室外機が置いてあるはずだ。
そこまで、冷媒管がつながっているはずだ。



ヒートポンプの温度条件が
一般のエアコンよりも厳しくなるので、
使用される冷媒ガスも異なる場合がある。


上の日立の製品では、
一般的な R410A の他に、
R448A や R404A を使用するラインナップがあるようだ。


冷蔵温度や冷凍温度の条件によって、
組成を決めているはずだ。

そんなのも、室外機に貼ってある銘板を見ると
書いてあったりする。
(「冷蔵倉庫を冷やすやつ」おわり)
posted by けろ at 23:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする