2021年02月06日

パネルヒーターも配管も年数が経つと

壁掛けの、温水パネルヒーターがあったのだけれど
取り付けられてから、だいぶ年数を経ているようだ。


21020601.JPG


パネル端部のヘッダー部分、
塗装が剥げた部分は錆びっ錆びである。


配管も、そうだ。
塗装の剥がれたネジ部、
床の貫通部、
かなり、キてる。


還り管のレタンコックも
青銅が錆びて緑色になっている。



ここまでになるのに、
どれだけの月日、頑張ってきたんだろう。



無生物であって、
意思も感情も無い、
ただのパネルと配管なんだから
「頑張る」もへったくりも無いのだけど
それを観る主体であるワタクシ自身が
ややもすると感情移入してしまったり。



モノは、古びる。



昔の人は、だから「諸行無常」を語り、
記したのである。



人の世の栄枯盛衰を、そこに映したのである。



今の時代は、
スクラップ&ビルド じゃない。


こういうモノを、
いかに費用をかけないで、
長持ちさせるか。

場合によっては、
騙し騙し使い続けるか。



そんな腕前や知恵が商売になる、
世の中になっているのである。



けどまあ、
本音としては

「そろそろ、取り替えません?」
(「パネルヒーターも配管も年数が経つと」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする