たいてい、放ったらかしである。
年数が経とうがなんだろうが、
水漏れとか爆発とか悪臭とか
何らかの不具合が起きない限りは
放置されていることが、多い気がする。
とある、ピット内に、
排水を受けるための釜場があって、
そこに放流される排水管があって、
こんなになっていたのである。
鋼製の配管と継手は、真っ赤に錆びている。
青銅製の弁は、真緑に錆びている。
見事といえば、見事。
錆び過ぎて穴が開いたり折れたりしたら、
修理せざるを得ないんだろうけれど、
そうでもならない限りは
このままなのかな?
実際に水を抜きたい場合、
このバルブは動くんだろうか。
ハンドルを回したトルクで、
シャフトが折れるか、
鋼管の継手部分が割れるか、
しそうである。
そういえば、
株式会社ベンカン
というところがある。
前身の社名が
日本弁管工業株式会社
っていうことだから、文字通り、弁と管。
「ステンレス配管のベンカン」を標榜しているくらいだから、
上の写真のような体たらくには、ならないことだろう。
(「錆に錆びたり、弁と管」おわり)