2021年01月30日

錆に錆びたり、弁と管

あんまり人が行かないような場所にある「せつび」は
たいてい、放ったらかしである。


年数が経とうがなんだろうが、
水漏れとか爆発とか悪臭とか
何らかの不具合が起きない限りは
放置されていることが、多い気がする。



とある、ピット内に、
排水を受けるための釜場があって、
そこに放流される排水管があって、
こんなになっていたのである。


21013001.JPG


鋼製の配管と継手は、真っ赤に錆びている。


青銅製の弁は、真緑に錆びている。


見事といえば、見事。



錆び過ぎて穴が開いたり折れたりしたら、
修理せざるを得ないんだろうけれど、
そうでもならない限りは
このままなのかな?



実際に水を抜きたい場合、
このバルブは動くんだろうか。


ハンドルを回したトルクで、
シャフトが折れるか、
鋼管の継手部分が割れるか、
しそうである。



そういえば、

株式会社ベンカン

というところがある。



前身の社名が

日本弁管工業株式会社

っていうことだから、文字通り、弁と管。



「ステンレス配管のベンカン」を標榜しているくらいだから、
上の写真のような体たらくには、ならないことだろう。
(「錆に錆びたり、弁と管」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする