箱根ジオミュージアム がある。
この手の施設は、
多少の時間の都合を付けてでも
行かないわけにはいかない。
だって、楽しいもん。
黒たまご館 といえば、
これ。
第47期岡田美術館杯女流名人戦第1局に先立ち、
タイトルホルダーと挑戦者が 記念撮影 をしている。
そんなに広い施設じゃぁないけれど、
そういう問題でもないのだ。
要は、中身なんだよ。
ま、パネル展示が多めなのだけれど、
こういうのがあると、
ついついじっくり読んじゃう。
読むために展示してあるんだから、
当たり前なんだけど。
2015年の水蒸気噴火について、
詳しく解説されていた。
観測史上初の水蒸気噴火だったとのこと。
「せつび」的に目を引いたのは、
これ。
温泉配管に、どのようにスケールが付着していくのか
いろんな断面があって面白かった。
錆びコブとかスライム状物体とか
そんなものしか普段は見ないからね。
こうなると、配管は消耗品だ。
いや、フツーの配管も、
ある程度長期間においては消耗品なのだけれど
温泉管はスケールが違う。
スケールだけに。
斜面が多いから、
アースアンカーの説明もあった。
新一万円札の人の写真もあった。
ホント、この人は
いろんな事やってたのね。
昭和初期の資材運搬って……。
牛、なんだ。
今みたいに、いろんな重機を駆使できるのって、
すごいことなんだね。
恵まれた時代、と言えるんだろう。
「此水ハ ノメマセン」
洗うためにしか、使えなかったのか。
牛用の飲み水も
運んだんだろうか。
トンネルも、基本的に手掘りか。
こんな写真たちにも巡り会えるから、
ミュージアムは楽しいのだ。
(「箱根ジオミュージアム」おわり)