2021年01月11日

赤く塗るなら壁まで

消火関係の設備は、
赤く塗られているものが多い。

本体が赤くないとしても、
赤い文字で表示されていたり。


消火栓とか、消火器とか、消火用のポンプとか。



あるところについていた消火用の器具は
もう、器具のみならず壁面全体が
真っ赤っかであった。



21011101.JPG



非常電話と、消火用散水栓とが一体となったボックスが
壁埋め込みで取り付けられていて、
その壁全体が赤く着色されているのである。



なお、これは消火栓ではない。

スプリンクラー消火設備が設けられている建物で、
ヘッドのカバー範囲以外の部分に消火栓的に設けられるもので
消火栓とは異なるモノなので「散水栓」と称されている。

機能としては、消火栓と変わらないけれど。



内装のデザイン上、ホントは目立たせたくないんだけれど、
消火器具って目立たさせなくちゃならないから、
そのジレンマに悩む……くらいなら、
もう全体を真っ赤にしてしまえっ!

っていう勢いだったのかどうか。



「毒を食らわば皿まで」みたいな?
(「赤く塗るなら壁まで」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする