ちょっとご紹介。
最近の洗面コーナーは
こんな感じのが多い気がする。
車椅子対応のボウルと一体で形成してある。
「傾斜鏡」は、すっかり見かけなくなった。
そのかわりに、大きい鏡を取り付けるようになった。
実際に車椅子で生活されている方の感想は
どうなんだろうか?
少なくとも一般の人間にとっては
傾斜鏡は足元しか見えないモノでしかなかった。
大きな鏡であれば、いろいろな身長の人にも
見やすいことは確かだ。
小便器は、センサー一体形が普通になった。
床置きにしないことで、
床面の清掃がしやすい、という触れ込みだ。
実際、床置きの小便器のフチは
汚れが溜まりやすくて
そのくせ清掃しづらそうであった。
床上掃除口が、人の動線にかかっているのは
ワタクシとしては好ましくなく感じる。
せめて衝立の前とか、
ちょっとずらしたらいいものを、
と思ってしまう。
動線もタイル目地も全く気にせずに
「ただつけてある」感があふれていて……。
でもまあ、これも
誰も気にしない、
ただの自己満足を求めるようなことでしか
ないのだけれど。
一種の職業病ってなもんだ。
気になりません?
掃除口の位置って。
(「箱根で見かけたトイレ」おわり)