ここにも、名水は湧いている。
京極町は公営の公園内にあるのだが、
真狩村のほうは私有地にある。
私有地なのだが、自由に車で乗り付けて、
たくさんの水を汲んでいくことができる環境にある。
ペットボトル1本いくら、というような
料金がかかることもない。
そのため、「水汲み」が主目的の人たちは
京極よりもこちらに訪れるようだ。
水源はどちらも、羊蹄山の伏流水だし。
(若干違いがあるのかどうか……知らない)
次から次へと、
ひっきりなしに車がやってきては
汲んでいく、そんな感じ。
ちゃんと手前まで配管(塩ビ管)が引っ張ってあって
汲みやすいようにしてあるのだ。
タダで汲めるけれど、
それじゃ申し訳ないので、
この脇に建つ「湧水の里」名水とうふの店にも、寄る。
多種多様な豆腐や、おからドーナツ、
プリンその他、いろいろな製品を製造販売している。
ある程度、何かしら買っていかないと
気がすまないような。
そして、実際に美味。
この時は、少〜し冠雪したくらいの状況であった。
湧水の里は村の市街地から少し離れているが、
市街地近くにある道の駅からは
羊蹄山がよく見える。
間近に見える。
支笏洞爺国立公園の一部である。
京極町のマンホール蓋 も、羊蹄山なくしては語れないが、
真狩村も同様である。
じゃがいもと、ゆりと、アスパラ。
特産品が並ぶデザイン。
土地の特長がよく分かるデザインが
どっちかというと好みである。
いろんなキャラクターのやつも
決して悪くはないんだけれど。
(「真狩にも名水は湧く」おわり)