きょうは、そこのマンホール蓋をご紹介。
極めてオーソドックスな、
亀甲模様の蓋。
中央に、市章。
雨水桝も同様で、文字が変わる。
かと思うと、違う地の蓋もあって、
やはり中央には市章。
T-25 と書いてあるのは、
蓋の耐荷重(25ton)を示している。
耐荷重の大きなものほど、
蓋の裏側や枠がガッチリしていて
丈夫になっている。
重機が乗っかって、凹むようじゃ困るから。
でも、丈夫なヤツほど高価だから、
あんまり重たいやつが来ない道ならば
なるべく安いもの(耐荷重の低いもの)を使う。
歩道などには、
インターロッキングなどをはめ込むことができるタイプの
蓋が使用されたりする。
市章はしっかり入れてある。
一方、小口径桝の蓋には、
市章はついていなかった。
この蓋には、表面仕上げの異なるバージョンがあって
セラミックっぽい見た目。
プラスチックかな。
それとも、金属の上に塗装したもの?
道路側溝のグレーチングには、
松が描かれている。
もっと長い蓋もあって、
これは梅?
水道仕切弁の蓋は
一般的な市販品……と思いきや、
中央のものは小田原市の市章の形っぽい。
水道メーターの蓋にも、同じマーク。
これが、小田原市水道局のマークなんだろう。
水道管に接続される埋設消火栓の蓋も、同様。
丸いタイプの他に、
四角いやつもあって。
防火用水槽の蓋には
市章がそのまま描かれている。
たぶんこっちは、管轄が違うんだろう。
水道局じゃなくて、消防本部なんじゃないかな。
もうちょっと古風なデザインのもの。
絵も、字も、むかしの「ヘタウマ」ってやつ?
ガスの蓋は
この地では 小田原ガス が都市ガスを供給しているようだ。
蓋によっては、 現在のロゴマーク がついているものもあるそうだが
見当たらなかった。
(「小田原市のマンホール蓋」おわり)