少し見てみましたよ。
どのくらいオリジナルで、
どのくらい補修されていて、
どのくらい創作なのかはわからないのだけれど
見ていて楽しい建造物である。
鉄路も、置いてある。
創業時の線路、なんだそうで、
ゼロマイル標識とともに展示されている。
そうか、線路が半分埋まりかけているように見えたのは
そういうわけだったのか。
少〜し、上の方からも眺めてみる。
隣のビルから、見ることができるのである。
棟部分は、自然換気用なんだろう。
雨樋と配管は少なくとも取り替えられているのだろう。
本来の目的は、
展示内容は一切合切撮影禁止だから
撮ってないけれど。
非常に興味深く見せていただいた。
分離派建築会100年展 を開催していたもので。
ハタチそこそこの昔の学生たちの作品群であるけれど
「設備」に関してもそれなりに知見と配慮があるように感じられて
非常に参考になった。
停車場を、少しアップしてみる。
ちょっと見づらいけれど
換気用のガラリのようだ。
元々有るものか、
後付けかは、わからない。
雨樋廻りも。
銅板で作られた樋が見られる建物もあるけれど
ここは違うみたい。
視線を上げると、
ほんとうにいろんな建物がごっちゃごちゃに混じっていて。
これはこれで、
楽しいと思うけれど。
(「旧新橋停車場」おわり)