さぬきこどもの国 がある。
「香川県唯一の大型児童館」を謳っている。
屋外でとりわけ目を引くのは、
YS-11の実機。
やっぱり、実物はいいね、実物は!
平成9年に退役した機体だということだ。
国産旅客機! ということだったけれど、
コストでは全然話にならないくらい
ボーイングその他には太刀打ちできなかったようだ。
三菱ジェットもどうやら失敗に終わったようだけれど、
現在の日本国には航空機製造の技術(コスト管理も含めて)が
無いようである。
関係各位は、ほんとうにご苦労なさったこととは思うけれど……。
とにかく、実機を間近に見られるのは
とってもとってもありがたい。
フェンス越しでも十分堪能できるのだけれど
なんと、柵の中にまで入って見られる期間もあるようだ。
それは凄い!
YS-11前から跨道橋を渡ると
もう一つの屋外展示と、遊具、わくわく児童館が見えてくる。
ことでん の車両が、係留されてる。
ひこうきとでんしゃ
少年が(そして、元少年も)大好きなネタである。
車内にもフツーに入れて。
中吊り広告は、
運航当時に掲出されていたものではなくて
この展示内の広告だよね?
脇には、
なんかの施設。
排水処理場か何か?
児童館の中も、
ちらっと見た。
何と言っても、
ANAさん、太っ腹!?
ちょっと古いタイプだけれど、
ジェットエンジンの実物って
それだけで迫力がある。
ロールスロイス社製であった。
館内には、いろんな「せつび」があって。
飲食店用のスポットクーラーとか。
カラフルに色付けされた、
各系統のダクト類。
系統別の色分けなのか、
単純に見た目を追求したか。
スプリンクラの集熱板が目立つ。
児童館、科学館の類って
ダクト彩度が高めである気がする。
児童館だけあって、
少年少女が(「元」も含めて?)興味を持っていそうな
さまざまなアイテムが散りばめられている。
その視界に、
ダクト類は果たして入るのや否や。
でも、こういう施設で見かけたことをきっかけに
「せつび」が楽しいと思える子たちが
いくばくかでも出てきたらいいなぁと
妄想するのである。
「あれ、なぁに?」
訊かれて、答えてくれる大人が
身近にいるのかどうか、
心許ないけれど。
(「さぬきこどもの国は大人だって楽しめるんだぞ」おわり)