2020年11月04日

丸亀城跡

丸亀城跡は、国指定の史跡なのである。


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現在は、公園として整備されている。



城主が次々と変わりつつ、
築城から400年余を経てなお、
現在に至るまで一部が保存されている。


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今はどこに行っても見られる、
ご当地キャラたち。


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顔ハメも、健在だ。



立派な石垣が巡らされているのであるが、
経年劣化により、あるいは豪雨災害により、
破損し、崩落し、何度も修復が重ねられている。



現在も、大規模崩落の跡を修復中である。


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文化財の敷地によく見られる、放水銃。


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門の屋根、塀などの軒先には
京極氏の紋がある。


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すべての軒先に、
紋がつけられているのである。


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こんな塀の軒先も、全部である。


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そしてここには、屋外消火栓箱も。


箱裏の黒い汚れは、何?



敷地内のマンホール蓋の1つ。


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何かの45年記念のようであるが。



ここの石垣は、かなり急である。


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でもちゃんと、外灯や電線は設けられているのだけれど。



この角度でガッチリ積み上げられるって、
ものすごい技術だと思う。


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現代のような力学計算に基づく構成などできない時代だから
経験工学オンリーであろう。


平均寿命も現代より短い時代に、
技術の伝承も行われていたのだから
すごいものだ。



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「石垣の美」の看板は、
残念ながら美しくない。



高浜虚子の句碑。


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讃岐富士を眺めて詠んだ、とある。



今だったら、こんな形で電柱を建てることは難しいのでは。


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昔建てちゃったから、今は気にならない、ということかも。
後から、ついでに監視カメラとかいろいろ追加しちゃって。



本丸の広場からは、
虚子の詠んだ山が、
よく見える。


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ゴミ箱と思しき石造りの箱には
三代の城主の紋が刻まれている。


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塀の瓦をよく見ると、
京極氏の紋がある部分の瓦が
比較的新しく見える。


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城主が変わるたんびに、
この部分だけ取り替えたんじゃあるまいか?


だとしたら、一体何個必要だったことやら。



堀に囲まれた城跡の、亀山公園。

ぐるっと歩くと、結構な距離である。

付近には、
有料無料を含めて何箇所かの駐車場があるので
訪れるなら事前に調べておくと良い。
(「丸亀城跡」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする