2020年10月31日

水は、垂れるもの?

建物最上部に設けられる、トップライト。


20103101.JPG


昼間は太陽光を採り入れて、
夜間は照明器具によって、
吹き抜け部分に光をもたらす。


そんな、意匠。



ただね、この部分の下部には
こんな表示があったのさ。


20103102.JPG



『↑雨漏り注意』という、
防災センターからの貼り紙とともに、
ガラス下部には雑巾が敷いてある。


よく見ると、床面が濡れて変色した跡が見て取れる。



防水って、なかなか難しいもの。


シーリングだけで水をなんとかしよう、というのは
厳しいんじゃなかろうか。



この建物、別の部分にも吹き抜けがあるのだけれど。


20103103.JPG

この下にも、別の貼り紙があるのであった。


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こっちは、冷風吹出口からの結露水の滴下、かな?



水は、垂れるもの。


そこに水があって、重力がある限り、
水は、下方に滴下する。


自然法則なのだ。



なのだけれども。



建物内で、それが生じないようにするのは
必要なんじゃないかな。



それが、
建築的なことであろうと、
設備的なことであろうと。



「垂れちゃうものは、仕方がない」


そう言っているわけにも、いかないんじゃないだろうか。
(「水は、垂れるもの?」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする