2020年10月20日

松山市内をちょっくら

松山市内を、
ちょこっと歩く。


ちょっとだけ、乗り継ぎの時間があったから。


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せっかくだもの。

ただ、乗り物を乗り継ぐだけじゃ、
もったいないのだ。



せめて、駅の周囲を一周してみようじゃないか。


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当地ゆかりの、正岡子規の句碑が建っている。


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駅前でこそのモノである。


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34歳で亡くなっていて、
しかも晩年(と言えるのかどうか)の7年間は
結核を患っていたという。


それでいて、大きな足跡を残しているのであるから
なかなかの御仁なのである。



松山市内には、
路面電車が走っている。


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全国的に廃れてしまって、
残されている都市はあまり多くはないのであるが、
欧州各国で「エコ」であると評価されて以来
その地位を盛り返している感もある。


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伊予鉄、である。
公営ではなく、民間鉄道として
地方都市で頑張っているようである。



ぷらっと歩くと、
新しそうな、市民病院の建物が建っていた。
本館ではないけれど。


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建物の設置部分、如何にもな感じ?


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そう。

免震クリアランスが取られている部分だ。



裏側からも、見てみよう。


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裏側には、遠慮なく換気フードや配管が並んでいる。
手前の駐車場に何かが建てば、全部隠れてしまうから。


右隣は、まるで北側斜線の説明図のようである。



ついでに脇を見ると、
露出の配管が見える。


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見映えを気にする必要がなくて
凍結の心配も無いのであれば
作るにもメンテするにもやり替えるにも
すこぶる便利である。

ま、足場の都合は出てくるけれど。


「排水管と通気管って、こんな感じでつながってるんだよぉ〜」

教材として、使えるんじゃないかな。



道行く先々に、
いろんな教材があるのだから
「建築」は学びやすいと思うんだ。

超ミクロとか、超マクロとか、理論とか、
そういうやつよりも。



換気用か、冷暖房用か、
何かの開口部。


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2個セットだから、換気かなぁ。



ふと見上げると、
開閉器が外壁から持ち出した架台に
取り付けられている。


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電柱をやめて、共同溝化したからなのかな。



屋上に無造作に置かれる高置水槽も
いつだって気になるアイテムである。


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猫やカラスが浮いていないか、
そんな大きなものはなくても、虫とかホコリとか
浮いていそうだよね。


ま、そういうヤツは、屋内の受水槽だって一緒か。


定期的に、こまめに、しっかり掃除するしかないんだ。



「松山らしさ」ってのを、
風景や気候や交通機関とともに、
「せつび」や「ケンチク」の有り様によっても
なんとなく感じることができたんじゃないかな。


とは言っても、たかだかJR駅の周辺だけの話。


坊っちゃんゆかりの温泉とか、
もちょっと離れた城とか、
大街道とか、
尾道今治ルートとか……。

生きてるうちに見に行く機会があるといいんだけど。
(「松山市内をちょっくら」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする