瀬戸大橋記念館が建てられている。
ギリシャ神殿風のどっしりとしたファザードなのだが
間近にある橋が巨大ゆえ、むしろ小ぢんまりした感がある。
後ろに生えているのは、 瀬戸大橋タワー である。
地上108mまで、展望塔がぐるぐる回りながら上昇していく。
大人800円であるから、
都内各所の各施設に比べると、だいぶ安価に思えてくる。
記念館に入るとすぐ、「20世紀遺産」であることが
ガッツリとアピールされている。
記念館本体もそうだが、
中の展示物にもかなりカネをかけてある感じである。
この立体地図、作るのに幾らかかったんだろう?
まあでも、橋本体の建設費に比べたら
ほんのオマケ程度の費用、だったんだろう。
児島・坂出ルート全線の模型もあって
これがまた結構大きい。
瀬戸大橋が1988年に開通してから30年以上経つのであるが
展示物の維持、記念館自体の維持には結構カネがかかっているはずだが
入館無料だ。
屋上から、瀬戸内を望むことができる。
小島がたくさん浮かぶ海。
海上の交通量も、かなりある。
館内、「せつび」にも目を向ける。
照明器具は、たぶん取り替えられているに違いない。
ダクトや配管は、
当初建築のままかもしれない。
これくらい簡易な天井仕上げだと、
せつび関係がよく見えて良い。
よく見えるかわりに、
見映え良く仕上げなくちゃならないから
作る人たちは手間が増えて大変なのだけれど。
でも、天井裏に隠されてしまって日の目を見ないのも
どうかと思うんだ。
こういう、見える施設があっても、いいと思うんだ。
だって、確かに存在していて、働いていて、
役に立っているんだから。
ね。
この公園は、香川県が管理運営(実際には委託管理だろうけれど)しているようだ。
というのも、マンホールの蓋が、県章付きだから。
カタカナの「カ」 だよね、見るからに。
うどん、じゃないんだね。
って、県HPのトップは
県章じゃなくて うどんの図案 だけれど……。
うどん県だから、しゃーないか。
(「瀬戸大橋記念館」おわり)