2020年09月11日

輝かしい水呑と心許ないバケツ

駅のホームにあった、
とても輝かしい水呑。


ステンレス鏡面仕上げが少々くすんできたような
そんな水呑。


20091101.JPG


上には、吐水口回転形の水栓。



でもボウルが小さくて浅いから、
確実に水がビチビチ跳ねそうな、
そんな水呑。



下部にも水栓がついていて、
ホームの清掃や(泥酔者の粗相も、このご時世減っているかもしれないが)
ちょっとした水汲みに利用できるようになっている。



上部排水の貧弱さに比べて、
下部排水のグレーチングは水呑本体の径に匹敵する大きさで
大層充実している。

実質、こっちの用途がメインなのだろうか。



下部水栓にかけられている、小さなブリキのバケツ。


よおく見ると「消火用バケツ」って書いてあるんだけれど。



この小さなバケツ1個分の水で消すことが出来る火であれば
他にいかようでも手段がありそうだが?


何かのシャレ?



水呑下部の半円部分を開くようにしておいて、
その中にもちょっと大きめのバケツを重ねて何個か収納しておけば
「消火」に使えそうな気もするのだけれど。


広そうなスペース内に現状収まっているのは
細い給水管と排水管だけなのだから。



何個かあれば、バケツリレーもできるし。
(「輝かしい水呑と心許ないバケツ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする