2020年09月01日

流しの裏の給水管

壁に張り付いている、給水管!?


20090101.JPG

貼り付いている、には違いないけれど
まあ、支持してあるわけなんだけど。



この手前には、長いステンレス流しが置かれるようだ。

その下ごしらえとして、先に給水管を通してあるのだ。



既存施設の改修だからか、
見かける頻度が減ってきている、塩ビライニング鋼管+管端防食継手の組み合わせである。


配管外面には一次防錆が施されているから、表面が赤茶色である。


管端防食継手は、こういう塗装のかかった製品である。


白い部分は……ねじ切りをしてつないだ部分の、錆止め塗装である。



そんなこんなで、繋げられている。



配管をつなげて、錆止めを塗って、乾いたら
防露(保温)材を巻いていく。


20090102.JPG

ここでは、ポリスチレンフォーム保温筒、であるようだ。
ようは、発泡スチロールだ。

その外側にテープを巻いて、仕上げてある。



ところどころに、バルブが付いているけど?



どうやら、水栓がたくさん並ぶので、
根本に近いところばかり勢いよく出て
末端では出が悪い……ということにならないように
調節できるような作りになっているようだ。



なぁるほど。



流しの裏にも、
いろんな工夫が詰まっているものなのである。
(「流しの裏の給水管」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする