2020年08月22日

木造天井内のケーブルたち

今どきは、木造は住宅に限らず
ある程度大きな規模の建物にも採用されるようになっている。


そうなると、住宅よりも大きな規模の設備類が
たくさんつくことになる。



電源や通信のケーブルもその類で
住宅ではあり得ない本数が
木造軸組のあいだを走り回ることになる。


もちろん比喩表現であって
ケーブルが文字通り「走る」わけではないが。



20082201.JPG



ケーブルの束は、
S造やRC造では良く見かける光景であるが
木造建物ではそんなに機会が無かった。


けれども今や、標準になりつつあるのだろう。


ジョイント部用の透明のプラスチックボックスが
住宅感を漂わせているけれど。



20082202.JPG


梁や柱に、ステップル止めしていくのは
木造ならでは。



木造の梁成は大きいから
天井仕上げ高さの設定に気をつけないと
梁の向こう側に渡る手段がなくなりかねない。


梁貫通ができる構造とは、
対処の方法が異なってくるのだ。



そんなケーブルたちを眺めた、とある一日。
(「木造天井内のケーブルたち」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする