2020年08月31日

2000記事になったようだ

じつは、ちょうど8月末日のこの記事が
当ブログ2000記事目なのである。

2006年6月1日、最初の記事 は
単なる挨拶である。

何を隠そう、「建築士試験」お受験ブログに触発されて
そして、一般の「ケンチク」に関わる方々が、
いかに「せつび」に疎いかを実感して、
まあドシロウトに毛の生えたようなワタクシではあるものの
何か「せつび」について書いてみようかなぁといった
テキトーな動機で始めたものである。


週1回だったり月1回だったり何年か放置していたり
そういう期間を経つつ、
週2回、週3回、などと増やしていって
かさこ氏 に啓発されたこともあって、
基本的に毎日記事を上げるようになった。
たまに、抜けるけど。


最初の記事から足掛け14年以上かかっての2000記事である。
かかり過ぎ。
最初から毎日書いていれば、5年半で達成されてるはずなのに。



建築業界における「設備」の立ち位置の特殊性とか
建築士制度の歪みとか、
そんなことを書いていた時期もあったのであるが、
最近は、いろんな「せつび」の紹介やら、建築・土木やら、観光地やら、
何でも書いている。


それにもかかわらず「せつびのブログ」を名乗っているのは
あらゆる分野において「せつび」が浸透しているのだから
「せつび」の視点はどこにでもあり得る、と思っているからなのである。

……というのは、完全に後付けの理由なのであって、
単に気の向くまま、というのが実際のところだ。



訪問者数とアクセス数はseesaaブログの管理ページで見られるのだが
日によって増減はあるものの、読者数は決して多くはない。


「たまたま検索で記事がひっかかった」程度のアクセスが中心のようである。


配管の、積算 とか

膨張タンク とか

結構ひっかかるみたい。



設備設計一級建築士 のことも、定常的に引っかかるようだ。



なにはともあれ、こんな感じで続けていこうかと
今のところは思っている。


なにぶん、気の向くまま。

目標も無ければ、ビジョンも無い。

そんなブログですが、
何人かに、少しでも楽しんでいただけたら、
幸いなのです。
(「2000記事になったようだ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(2) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月30日

浄化槽にはブロワがつきもので

公共下水道が整備されていない地域では
排水を合併処理浄化槽に通して浄化してから河川などに放流する。


昔むかしは、汚水(トイレの排水)だけ単独処理浄化槽で処理して、
雑排水(洗面器や風呂、洗濯の排水)はそのまま排出していた。


それで、道路側溝や排水路(「ドブ川」などと称された)には
雑排水が生のまま流れ込み、野菜の切れっ端や洗剤の泡などが
海に辿り着くまでそのまんまになっていた。



現在では単独処理浄化槽を新設することはなくて
すべて合併処理とする。


もっとも、既存で単独処理であったものについては
そのままで、既存遡及は無いのであるが。



さて、「浄化槽」とは要するに、
微生物によって汚物を分解して浄化しようというものであって
種々の微生物が呼吸(分解)しやすいように、
ブロワ(送気機)で空気を送り続ける。

金魚を飼うのと、大した違いはない

(ウソ。すごく違う。けどなんとなく似てる)



つまり、浄化槽あるところに、ブロワもあるわけである。



屋内の片隅にヒッソリと設けられていることもあるし、
屋外にちゃっかりついていることもある。


20083001.JPG


積雪地なので、架台で持ち上げて少し高い位置に据えてある。

地中に向かっていく配管を通じて、
浄化槽内に空気が送られるのだ。



ちょいと、寸法を取ってみる。


20083002.JPG



当然、大きな浄化槽には多量の空気を送るべく大きなブロワが必要だし、
小さな浄化槽なら小さなブロワで済む。



これはたぶん、小さい部類。




「浄化槽」をみかけたら、付近にブロワが無いかどうか
ちょっと見回してみたら、いかが?


屋内に設置されていたら、全然気づけないけれど
それは仕方ない。


見つけられたら、ラッキー! くらいの気持ちで。
(「浄化槽にはブロワがつきもので」おわり)
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2020年08月29日

仕上がってくれば何てことはない、室内機

木造建築に、エアコンの室内機を設ける。



コンクリートスラブのように、
コンクリートスラブ打設前にインサート金物を埋め込んでおくことはできないから
何とかして、吊る。


20082901.JPG


床下地の木材を足がかりにして鋼材を渡し、
そこから、吊る。



天井下地(木造だけど、ここでは軽量鉄骨下地なのだ)を流して


20082902.JPG


天井カセット形・4方向吹出形であるから、
不要となる部分の天井下地を切断し、
適切な開口補強を設けてから
天井ボードを貼っていく。


20082903.JPG


ボードも、必要箇所を切り抜くのだ。



天井が仕上がったら、フェースを取り付けると出来上がる。



天井裏がどのような状況になっているのか
このようにボードを貼ってしまうと全くわからなくなる。



ギリギリ収まった!? と思われる室内機であっても
ボードを貼ってしまえば、そんな事情など全部隠れてしまうのだ。


20082904.JPG


仕上がってしまうと、

「室内機は、窓のセンターに合わせたかったよね」

とか、勝手なことを言えるのであるが
そうしたくてもできない理由が存在したのである。


いつだって、第三者は勝手で無責任だ。



でもだからこそ、客観的に批評してくれたりする。


それはそれで、尊重したいものである。

……五月蝿いと感じるものであったとしても。
(「仕上がってくれば何てことはない、室内機」おわり)
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2020年08月28日

ドレン配管の防臭に

エアコンなどの、ドレン配管。


機器本体で生じる結露水(ドレン)を集めて、
排出するための配管であって
要は排水管なのであるが。



一般の衛生器具だったら、器具にトラップが付いていて
排水管内の悪臭が出ないようになっているのだけれど
エアコンにはそのようなものは無い。


と言って、悪臭が出てきてしまうのは困る。



それで「ドレントラップ」を設けて、それを防止したりする。


こんなやつ。


20082801.JPG


フラップにある程度水が溜まると、弁が動いて流す。

流れてしまって軽くなれば、弁は戻る。



封水によって防臭するタイプとは、
機構も形状も異なる、そんなトラップ。



あんまり普段目にすることはないだろうけれど、
たまに部屋の隅っこなんかにこそっと付いているのが見えることも
あるのだ。



見つけたら、ラッキー!?



別に、そんなご利益はないのだ。
(「ドレン配管の防臭に」おわり)
posted by けろ at 14:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月27日

灯油タンクに屋根はついているか

灯油タンクとは、文字通り灯油を貯めておくためのタンクである。


タンクローリーから給油するための、給油口
どのくらい灯油が入っているかを示す、ゲージ
灯油の減りに応じて空気が中に入るようにする、通気口
使用場所へ送り出す部分に設ける、ストレーナー
などの部材から成っている。


また、倒れないように脚部を束石などに固定して埋めたりする。



設置場所によっては、「屋根」を設けることもある。


20082701.JPG


タンクに雪が積もってしまい、
それが日光に照らされて一部融けて
冷気に晒されて凍って……を繰り返すと
給油口は凍りついて開かなくなるし、
ゲージも見えなくなってしまう。



屋根がついていれば、それらを防ぐことができる。



また、屋根から落ちてくる雪や雪庇から
タンクを守る効果もある。


まあ、程度によりけりではあるけれど。



そもそも、こんな立派な灯油タンクは
温暖地ではあまり見かけまい。



雪国に行ったら、探してみよう。



どんな灯油タンクがついているのか、
(丸形、角形、など形状にもバリエーションがある)

容量はどのくらいか
(90Lとか275Lとか490Lとか950Lとか、いろいろだ)


そして、屋根はついているかどうか。
(「灯油タンクに屋根はついているか」おわり)
posted by けろ at 23:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月26日

大きなガスメーター2観

ガスメーターは、ガスの流量を測定する器機である。



少ない流量を測るなら、小さなメーター。


多くの流量を測るなら、大きなメーター。



当然の、摂理。



20082601.JPG



メーターには、向かって左からガスが供給されて
向かって右側へと送られていく。

交換時に閉められるように、
メーター前後にはガスコックが取り付けられていて
バイパス管とコック(いつも閉めておく)も一緒に設けられる。



20082602.JPG



メーターが大きくなると、
配管の強度だけでは支えられなくなるから
床置き的な置き方になる。

バイパス管の位置も前の写真と違うけれども
トポロジー的に一緒であれば問題ないのだ。



「あなたのお土産には、こちらの小さなメーターと、
 あちらの大きなメーターと、どちらがよろしいですか?」



そんなん、必要な大きさのやつに決まっとるやん。



「あなたが汚水槽内に落としたのは、この樹脂製の水中ポンプと
 あの金製の水中ポンプのどちらですか?」


純金製だと、錆びることはなさそうだけども
重いし、弱いからすぐ破損しそうだし、いいことないなぁ。

……というのは、また別のお話。
(「大きなガスメーター2観」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月25日

サビサビの配管架台

侘び寂び、ではない。

錆び錆び、なのである。



だけれどもやっぱり、侘び寂びにも通じる所がある。

そう感じる、ピット内。


20082501.JPG


ここに据えられて幾星霜。


誰にも感謝されることもなく、
誰にも見られることすらなく、
見られたとしても、多少錆びてきたとしても、
全く見向きもされず、
ただじっと、ひたすら配管を支え続けてきた
チャンネル架台。


年々進行していく錆びに蝕まれながらも
自らは何らの抵抗の手段もなく、
ただただ、酸化圧力に晒され続け、現在の姿となっている。



「醜態」と言う勿れ。

確かに、見目麗しくなど、ない。

いやむしろ、確かに醜さを纏い、常に身近に置きたくはない様相ではある。



けれどもそれこそが、存在してきた証。

じっと耐えてきた年月。

使命を全うしてきた証左なのである。



なんて。



まあこのくらいになってたら、
錆落としをして塗り直すくらいのことは
してあげてもいいんじゃないかな。


いくら古い施設だからって、
ほったらかしってのも、イカンのじゃないかい?


え? カネがかかるって?


まあ、プロに頼んだらそうだよね。


施設管理の任にある人が、
DIY感覚で取り組んでみていただけると
いいんだけれどね。
(「サビサビの配管架台」おわり)
posted by けろ at 14:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月24日

ギリギリ収まった!?

せつびの収まりには、
いつだって気を揉むものなのだ。



たぶん、出来上がってしまったら
何の変哲もないただの事務室なんだろうけど、
その天井内では人知れず丁々発止の遣り取りが繰り広げられていた。



梁成の大きな、木造建築だけに
エアコンのカセット形室内機が梁間に収まるかどうか
かなりシビアな状況になっていた。



20082401.JPG



何とか、ほんとうに何とか、入っている様子がわかる。


エアコンだから、冷媒管にドレン管、電源と制御のケーブルが
接続されなければならない。

それらがギリギリ梁下を通過できるか?


そんな鬩ぎ合いが、ミリ単位で行われていたであろうことが窺える。



梁下で、天井仕上材の上で、
何としても冷媒管を通過させるために……


20082402.JPG


ドレン管には勾配が必要だから、
これまた難題である。



たとい天井内が如何様であったとしても、
天井下地が取り付けられ、天井仕上材が美しく付いてしまえば
ただの「室」にしか見えなくなる。



そうなんだ。



設備屋さん、電気屋さんの苦労は
いつだって「人の見えないところ」にあるんだ。



設計者も、時間的制約の中で、限られた情報の中で、
それなりに考えはするんだけれど、
実際に実現に至らせなければならない、機能させなければならない、
現場職員と職人さんたちの汗と涙の結晶には遠く及ばない。



テレワークできない職種にこそ、価値が詰まっているのである。

と、痛感するのである。
(「ギリギリ収まった!?」おわり)
posted by けろ at 18:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月23日

ドレンバルブを見たことは?

「ドレンバルブ」というものがある。

配管内の水を抜くことができる弁である。



三方弁になっていて、
上部のハンドルを回すと、弁よりも上流になる側からの給水が遮断され
弁より下流側配管内の水が抜けて
下部のドレン管へと排出される。



20082301.JPG



土間埋設になる部分であれば、
水抜栓を使用する。


このようにピット配管であれば
ドレンバルブを使用する。



冬期に凍結の恐れが生じない温暖地であれば
こんなものは要らないけれど
凍結する地域においては必須の設備である。



もしも寒冷地の設備設計に関わることがあれば
使うことになる機会もあろう。


水道事業者に確認しておくのが良かろう。
(「ドレンバルブを見たことは?」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月22日

木造天井内のケーブルたち

今どきは、木造は住宅に限らず
ある程度大きな規模の建物にも採用されるようになっている。


そうなると、住宅よりも大きな規模の設備類が
たくさんつくことになる。



電源や通信のケーブルもその類で
住宅ではあり得ない本数が
木造軸組のあいだを走り回ることになる。


もちろん比喩表現であって
ケーブルが文字通り「走る」わけではないが。



20082201.JPG



ケーブルの束は、
S造やRC造では良く見かける光景であるが
木造建物ではそんなに機会が無かった。


けれども今や、標準になりつつあるのだろう。


ジョイント部用の透明のプラスチックボックスが
住宅感を漂わせているけれど。



20082202.JPG


梁や柱に、ステップル止めしていくのは
木造ならでは。



木造の梁成は大きいから
天井仕上げ高さの設定に気をつけないと
梁の向こう側に渡る手段がなくなりかねない。


梁貫通ができる構造とは、
対処の方法が異なってくるのだ。



そんなケーブルたちを眺めた、とある一日。
(「木造天井内のケーブルたち」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月21日

外壁に換気フード、有りや無しや

外壁に、換気フードがズラッと並んでいる……

よく見る風景である。


20082101.JPG


右側の集合住宅には、各階同じ位置で換気フードが並んでいて
各階同じ間取りであることが想像できる。



でも用途が同じ集合住宅であっても
左奥の建物の外壁には目立つ換気フードが無い。


他の面についているのか、軒下部分に目立たなくした換気口を設けているのか
右側の建物とは異なる状況下にある。

バルコニーが片持ちスラブか、柱受けしているか、そんな違いも観察できよう。



事務所ビルになると、更にいろいろで
前面道路側には換気用フードやガラリを一切設けない、というようにしている
ものもある。


20082102.JPG


幹線道路に面した正面側には、
外壁仕上げと窓があるのみ。


枝道に面した右側の窓上に
換気用ガラリが並べられている。

窓と合わせた寸法、意匠が考慮されている。



換気フードは、有りや無しや。


外壁色の合わせた指定色塗装品なら許容できるのか否か。


フードとガラリ、どちらなら許せるか。


ビルの換気は中央式として、
塔屋階で地盤面から見えない部分に
給排気ガラリを設けるか。



ちょっとしたことなんだろうけど、
基本的に換気の無い建物は無いので、
設計に際してはコンセプトを明確にしておくと良い。


意匠設計者は、設備担当者に対して具体的イメージを予め提示したほうがよさそうだ。

「そんなのついちゃったの? なんかイヤだなあ」

なんて後から言って、
総スカンを食らうことがないように。
(「外壁に換気フード、有りや無しや」おわり)
posted by けろ at 13:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月20日

天井点検口は必要性があるから設けてある

天井面に、天井点検口がついていることがある。


「なんか四角い枠があって、邪魔だなぁ」


そう言うなかれ。



だって、無駄に付いているわけじゃないんだから。



天井の中には、いろんなものが隠されていて、
それを見るため、点検するため、メンテナンスのために
都度天井仕上げを壊すのはあまりにも無駄だから
開けやすくしてあるのだから。



建築工事のシャッターボックスや、
天井内区画壁の確認のためであったりもするけれど
大部分は設備機器、配管類、貫通処理、断熱などの確認のため
ダンパー操作、バルブ操作、プルボックス点検のため、など
「せつび」のために必要なものが圧倒的に多い。



20082001.JPG



確かに、天井面につく照明器具や制気口や機器類、
天井仕上材などとのバランス上、
点検口の存在が邪魔に思えてくるのかもしれない。


でもやっぱり、必要性があるから、取り付けているのであるからして
あんまり邪険に扱わないで欲しいのだ。


まして目の敵にしたりしないで欲しいのだ。



そもそも、だ。



天井点検口なんて、存在にさえ気づかないのが普通じゃないだろうか。


たまたま「ギョーカイ」にいるもんだから、
天井仕上ボードの目地とか、
スプリンクラーヘッドやスピーカーの配置の美しさとか
そんな「些細なこと」が気になっちゃうだけなんだ。


そんなものは、一般の人々にとって
必要な機能さえ果たしていればそれで良いもの
だったりするんだ。



もしも存在が気になるのであれば、
あんまりにも邪魔に感じてしまうのであれば、

「そこに天井点検口をつけちゃダメだ」

ってただ主張するだけじゃなくて

そこに天井点検口をつける必要性が無いような
設備システムを採用するとか
別に機械室やPS的なスペースを設けるとか
それなりの根拠ある対策をひねり出すべきなのである。



デザインに優れた建築物を創造したいのであれば
そういう知識があると、実現しやすくなるはずだ。



「せつび」は、建築とは無関係ではない。
建築を構成する要素の一つなのである。

だからして、

「設備、よくわからん」

で済ませないで、ある程度は関わりを持つようにすれば
意匠屋さんであっても、構造屋さんであっても、
きっと役立つはずなんだ。



もちろん、逆も言えるのであって、
設備屋さん、電気屋さんが
意匠、構造、建築法規などの知識を持つことは
やはり役立つはずなのだ。



そういうわけだから、
「天井点検口は必要性があるから設けてある」のである。



でもたまに、設備から天井点検口を要求したけれども
やっぱり必要なかった(テヘッ)ってことも
無いわけではない。


要求したんだけれど、設け忘れられてしまった、というのと
どちらが多いんだろう?


現場(担当者)によりけり、なのだろう。
(「天井点検口は必要性があるから設けてある」おわり)
posted by けろ at 23:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月19日

その排煙窓は、開くか?

火事の際に、煙がバンバン出て人々が煙に巻かれるのを防ぐため、
建物には排煙設備が設けられている。


条件によって、機械排煙であったり、
自然排煙であったり。


(COVID-19流行以来、「排煙」が「肺炎」と変換されて
 しかたがないのは何とかならないか)



自然排煙の場合、こんな排煙窓を
よく見かけることだろう。



20081901.JPG



排煙に限らず、換気用に開けられていることも多い。

というか、圧倒的に「換気窓」として利用されているはずだ。



そう滅多に火事なんて起きるわけじゃないから。



万一起きたとしても、排煙窓を操作してくれる人が
どのくらいいるのか心もとないから。



普段から換気窓として使っていれば、
ちゃんと開くことは確かめられている。



けれど。



換気になんか、使わない、
ほんとうに排煙用にしか使わない排煙窓の場合、
果たして非常時にホントにそれが動くのか?


かな〜り大事なことだ。



だから、定期的に点検しなくてはならないのである。
(「その排煙窓は、開くか?」おわり)
posted by けろ at 13:00| Comment(0) | 排煙設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月18日

変わった兜をかぶってる

三菱電機製の全熱交換ユニット(商品名:ロスナイ)には
「学校用」というカテゴリがあって。


かつての天井の高い学校の教室で熱交換換気を行うに適した
天吊露出形の機器である。


学校用ロスナイ と名乗っている。


ああ、床置形もあるんだった。



この機器、下面から排気、全面から給気をするわけなのであるが
通常の機器形状に飽き足らずか、変わった兜を被せたモノが
ついていた。


20081801.JPG


どう?



ナナメ方向に、吹出したいんだいっっっっっ。



そんな強い意志が有ったか、無かったか。



この亜鉛鉄板は、
たぶん後で塗るんだよね。



もともと製品にグリルはついているし、
吊り箇所数も増えるし、
よほどの理由があったのであろうが。



さて、その理由は如何?



設計者(発注者?)の味噌汁。



違った。


のみぞ知る。
(「変わった兜をかぶってる」おわり)
posted by けろ at 23:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月17日

モール、モール、モールだらけ

設備配管工事と並行して
電気工事が行われていて。


なにやら、露出ケーブルの施工がにぎやかである。


20081701.JPG


改修工事だから、
しかも直天井だから、
致し方ない面も少なからずあることは認めざるを得ないのであるが。



あとで塗装するにしても、
やたらとメタルモールが目立ちはしないか?



天井のみならず、壁までも。


20081702.JPG



まあ、機能を果たすことが第一であるし、
じつは出来上がってしまうとあんまりモールの存在に気づく人はいないし
これはこれで「アリ」なのかもしれんけど。



まあ、ほとんどは「好み」の問題なんだろう。



お洒落な、意匠を気にするような建物でもないし。
(「モール、モール、モールだらけ」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月16日

部材がやってくる

設備工事の現場には、都度、いろいろな部材が入ってくる。

工事で使う分が全部いっぺんに運ばれてきてしまうと
置いておく場所に困ったりするから
工程に合わせて必要な分を。



20081601.JPG


この日は、配管材料少々と、継手、水栓類ほか。



ちょろっとに見えるけど、そのとおり。


既に搬入済の部材が結構あることもあって
そんなにたくさん必要ではなかった、ということだろう。



20081602.JPG

近寄ってみると、
TOTOの水栓金具とアロン化成の樹脂継手。



それぞれの部材は、いろいろなモノを扱う管材屋さんから入ってくる。


管材屋さんは、各メーカーから仕入れて、案件ごとにまとめて送り出す。


各メーカーは、建設市場の状況を見て時節に合わせた生産をする。


各材料の原料は、いろいろな商社などを通じて
国内外から調達される。



複雑に絡み合ったサプライチェーンが正常に繋がった状態で
現場は滞りなく進められる。



でも、このコロナ禍で、いろいろと綻びが生じてしまっている。



中国から衛生器具類が入ってこなくなり、
大量に据え付けるマンションやホテルで納品が間に合わなくなったり、

運送が逼迫して、注文から配送までのタイムラグが増えたり、

感染者が出たために職場がストップしてしまったり、

外国人オーナーが来日できなくなり、アテにしていた外国人客も見込めなくなり
インバウンド対応プロジェクトが頓挫したり、

在宅勤務が増えてやり取りが煩雑になったり。



今まで当たり前のように感じられていたさまざまが
実に複雑な緻密な微妙なバランスの上に成立していたんだと
改めて思わされる状況になっているのである。



もし今日も、無事に部材が入ってきたとしたら
それはもはや「当たり前」ではないのだと
ありがたみを噛み締めなくてはなるまい。
(「部材がやってくる」おわり)
posted by けろ at 14:00| Comment(2) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月15日

ジャグジーの気泡はどこから来るのか

ジャグジーバス。

ちょっとしたスーパー銭湯や、プールなんかにある、あれ。


壁から水流がどわーっと出てくる、あれ。



ホントは「Jacuzzi」は登録商標のため、
他社製はジェットバスなどと呼ばなければならないらしい。

確かに、ワールプールバスと書いてあるのを見た気もする。


20081501.JPG



ジェットと言っても、水流だけではなくて気泡が混ざっている。
水(湯)は、水槽(浴槽)内から引いてポンプで送れば良いのがけれど
じゃあ気泡は?



ジェットの場合、吐出金物で空気を混合して吹き出すような製品がある。



混合する空気は、浴室内から、あるいは濾過機械室内から取ることになる。



床からのブクブク(バイブラバス、ともいう)も同様。

取り入れた空気を、ブロアポンプで送って吹き出す。



空気取入口は、見えることもある。



換気に使うようなベントキャップが壁面についていたり、
制気口のようなものがついていたり。


20081502.JPG



この施設のプロジェクトに関わったわけでもなく
図面も見たわけじゃないので本当にこれが「それ」かどうか確かめる術はないのであるが
たぶん「それ」なんじゃないかな。



ここから取り入れた空気を、気泡として吹出しているのだと思うのだ。



外よりはマシだけれど、浴室内の空気を使うので
湯温よりは低い。


よって、気泡が冷たく感じられるのではなかろうか。



もし機会があれば、そんなところも観察してみていただきたい次第。
(「ジャグジーの気泡はどこから来るのか」おわり)
posted by けろ at 21:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月14日

屋根の上に電線管をころがして

折板屋根の上を、
真新しい(ように見える)電線管が伸びている。


まるで、ルーフドレン配管を迎えるかのように。


20081401.JPG


これだと、雨の強い時には
いい感じ(?)でシャワーを浴びせかけられそうだ。


いくら電線管に入っているからって、
これはちょっと……ってならなかったのかなぁ。


電気と水って、
相性悪いよね。



まあ、電線管の中にもシースの被ったケーブルが入ってるんだろうから
そう簡単に悪影響を被ることもないのだろうけれど。


でもなんか、「いずい」よね。



ああ、建物って、設備って、面白い。


いろんな「?」や「!」に、満ちている。


こうして、毎日のように楽しい発見があるのだから。
(「屋根の上に電線管をころがして」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月13日

バルコニー下にケーブルラックを通して

バルコニー下に、
ケーブルラックを伸ばしてある。


ケーブルの本数を見るに、
手前が根元の方で、向こうに行くほど系統が少なくなっている。


20081301.JPG


このラック、
下から見えることは気にしていない。


上から雨が入るのを気にして、蓋が被さっているタイプにしてある。


カバーは、下と上、どっちがいいんだろう。


いやむしろ、無くても良かったんじゃね?

すぐ上が、庇なんだから。


このようにした理由は、
設計者(または施工者)のみぞ知る、のかもしれない。
(「バルコニー下にケーブルラックを通して」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月12日

ガンバッテ通したのだ

柱を巻いて、冷媒配管(と電源・制御ケーブル)を
伸ばしたのだ。


20081201.JPG


左手前の外壁を貫通して、
柱をぐるっと巻いて、
向こう側の室外機に繋がっている。



途中には、ルーフドレンの配管が!
(ドレン管も、そっちに放流されている)



その間に、ギッチギチでするりと通して
仕上げてあるのだ。


なかなか、ガンバッタ。



たまーに、
よく見ると冷媒管用のスリムダクト(プラスチックのカバー)を
こっそり切り欠いてあったり……
なんてことが、あるのかもしれないけれど。
(「ガンバッテ通したのだ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする